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南イタリア一人旅 
INDEX ↓タイトルを押すとジャンプします

プロローグ&本
12/30 20時間以上の移動 
☆飛行場にて☆機内で出会った夫婦☆長〜い機内といまいちのサービス☆ようやく使えたイタリア語☆Milan→Napoli☆最後の難関タクシー☆ホテル・・・☆
12/31 カプリ島でのカウントダウン
☆ホテルの朝ごはん☆ホテルの予約&イタリア語☆地下鉄でメルジェッリーナへ☆朝の散歩・・・☆船でカプリ島へ☆カプリ地区に行くのに一苦労☆ホテル探しと移動☆空腹に負けてお昼☆アナカプリ観光1-街をぶらぶら☆アナカプリ観光2-カプリ一高いソラーノ山☆アナカプリ観光3-Villa S.Michele☆カフェでのんびりしていたら☆忘れ物&ホテルで仮眠☆いざカプリ地区へ!☆夜の散歩☆寒い・・・☆いよいよカウントダウン☆一緒にお祝い☆ホテルへ&インターネット☆
1/1 カプリ島に手足を痛める
☆ホテル予約とプロントさん☆ネットと朝ごはん☆チェックアウトまでの道のりとリラ☆青の洞窟までの10分☆青の洞窟〜上から〜☆次はカプリ地区へ☆サン・ジャコモ寺院でモデル気分☆途中です・・
1/2 ユースホステル脱出&ナポリ観光
途中です・・
1/3 東から西へ大移動&サッシに絶句
☆朝ご飯☆チェックアウト☆まずはカゼルタへ☆遅れるのは当たり前☆InterCityで迷子!?☆雨のバーリでお金をゲット☆マテーラ行きの電車☆宿探し☆早速サッシ地区へ☆とりつかれた私☆ようやくインターネット!☆ホテルでお洗濯☆レストランにて・・・あっさりしたもの!?☆Bello, bello☆
1/4 トゥルッリのホテルに大感激♪
☆サッシの夜明け☆朝食とホームページ作成☆とっても親切なTourist Information☆ホームページアップ!☆地図片手に散歩開始!☆Caveoso地区と洞窟☆不思議な岩窟教会(IDRIS教会)☆お昼はコースに挑戦!☆断崖絶壁にびっくり!&Duomo☆イタリア語で予約☆マテーラ→バーリ☆バーリ→アルベロベッロ☆念願のトゥルッリに宿泊☆Mi Trulli(私のトゥルッリ)☆迷子になりながらレストラン探し☆夕飯もイタリア語で☆日本人の家族と私☆おうちに到着☆
1/5 アルベロベッロと出会い
☆アルベロベッロの夜明け☆日の出は屋根から☆朝ご飯は・・・☆スーパーでお買い物☆Tourist Information Centerは・・・☆にぎやかなアルベロベッロ☆現地ガイドの人とお買い物☆教会見学&お買い物☆とうとうフルコース&ケーキ☆おっかいものと出会い☆日本の写真?☆勧誘!?☆お祭り!?☆女3人で語った夜☆おやすみなさい☆
1/6 予定外の祝日&帰りのバスに大ピンチ
☆ばたばたと朝ごはん☆待ちぼうけのチェックアウト☆不思議な経験☆え・・・祝日!?☆スーパーでお買い物☆タバッキ=タバコ自動販売機!?☆Yokoさんのお店へ挨拶に☆Akikoさんとお茶☆年賀状&アメリカ人夫婦&最後の散歩☆帰りのバスのチケット☆大ピンチ☆交渉&感謝☆バスの中もイタリア☆ホテルに到着してバタン☆外に出たら元気に☆最後の晩餐、大成功!☆帰りもウィンドウショッピング☆変なシャワー☆
1/7 いよいよ帰国日
☆朝の散歩☆バスの時間☆ゆっくりとした朝☆バスではらはら☆小さい飛行機と手を上げろ!?☆ミラノではらはら☆日本への飛行機☆飛行機の中もイタリア☆到着!したのは私だけ・・・☆家族と再会&家に到着☆
イタリアリンク集(予定)

プロローグ&本*
今年はリフレッシュ休暇(うちの会社の年1回の長期休暇)をとれたら、ヨーロッパにふらーっと行きたいなぁ、と思っていました。年末年始に取れると決まった次のときには行き先を考えていた私。イタリアはずっと行きたいとおもっていたのですが、北のほうは冬は寒そう。ということで、長年の希望だった「青の洞窟」とAkikoに写真を見せてもらって一目ぼれした「アルベロベッロ」のある南イタリアに行くことにしました。直前になってしまったのですが、イタリアの本をたくさん買い込んでお勉強。ちょっと治安が悪そうだったり、思ったより暖かくなさそうだったり、青の洞窟は冬は入れないことが多いとわかったり、不安も大きかったのですが、久しぶりのヨーロッパ一人旅に心が踊っていたのも確かです。またしても事前にたくさん本を買い込みました。行く前に読めたのはほんのわずかで、あとは持参しました。

絵と写真が多くて
楽しい一冊

第二のガイドブック
南イタリア旅行者必見!

生活文化を知る一冊
深いです

定番ですねぇ
必携です

この1冊でイタリア語
プチマスター
12/30 20時間以上の移動
今日の飛行機は2時なのでいつもばたばたする私も余裕だった。前日に夜更かししたのはいつも通りだったのだけど。(昨日になって船の時間や見所を調べたりしていた。)朝は、ホテルリストや時刻表を印刷したり、なぜか上海の出張日記をアップしたり、部屋を片付けたり。そして、めずらしく京成にて飛行場まで行くことにした。今回はアリタリアなので第一ターミナル。いつも行かないところなのでどこで降りればいいのか少し悩んだ。いつも思うのだけど、「空港第二ビル」(=第二ターミナル)「成田空港」(=第一ターミナル)ってわかりにくい駅名だよねぇ。
飛行場にて
第一ターミナルはなんだか、外国の飛行場みたい。なんかあまり緊張感もなくて人も少なくて静か。年末年始のラッシュを期待(?)していたのでちょっとひょうしぬけ。チェックインをして身軽になってからは、用事をすませるためにうろちょろ。なぜか電池が切れた時計をしてきていたので、電池を買い、ユーロの現金がなかったので両替して(レートがひじょーに悪かった)、お腹がすいたのでコンビニでお昼を買って、恒例の雑誌を買って。さらには、いろいろ探検したくなって歩き回っていたら「展望エリア」というのがあって外に出てみた。そこで飛行機を見ていたら、すっごく昔、子供の頃にきたことがあるような気がした。多分、ここに来てお父さんを見送ったことがあるような、そんな記憶がよみがえってきた。
本当はゆっくりコーヒーでも飲みたかったのだけど、うろちょろしているうちに時間になったので中に入った。こちらもがらがらでらくちんらくちん。第二ターミナルより小さいので搭乗口までの移動も楽だ。搭乗口まで気が付いたのだけど、今回乗る飛行機はJALとのコードシェア便だった。JALの友人に「アリタリアの安全性はJALの6割」と冗談で脅されていたので「なーんだ。」なんて思いながら乗り込んだ。ついでにJALマイレージもつけばいいのになぁ。
機内で出会った夫婦
機内ではもちろん窓際をゲット!隣は年配の夫婦だった。とても中のよさそうな素敵なお二人は、毎年、年末年始とお盆は10日間くらいヨーロッパにきているのだとか。最近は、地中海に来ることが多く、今年はマルタ島にむかっているとのこと。今回の旅行でマルタ島まで足を伸ばすことも少し考えたから、奇遇だなぁ、と思っていろいろとおしゃべり。一人旅で予定は今から決める、というとびっくりしていた。全く同じ地球の歩き方を持っていたのでお勧めの場所を聞いてみた。カプリ島とアルベロベッロ以外に行くところは決めていなかったから、この情報はとってもありがたかった。教えてもらった情報と、もってきた南イタリアのエッセイ(「南イタリアに行こう」)を見ながら旅行のプランを立てた。その二人が進めていたシチリア島まで夜行の船で行きたかったのだけど、今回はスケジュール的には厳しそう。ということで、今回はこんなプランにしてみました!(旅は予定通り行かないもの、取り消し線&オレンジが実際で〜す!)

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14:05 成田発 18:50 ミラノ着 21:20 ミラノ発 22:50 ナポリ着 
 ナポリ泊
→カプリ島へ移動、青の洞窟にトライ!島を1周、カウントダウンの花火
 カプリ島泊 
もう一度青の洞窟にトライ!カプリをぶらぶら
(案1)→ナポリへ移動、旧市街(世界遺産)ナポリ泊
 
*カプリで歩き過ぎ
(案2)カプリ島泊
*宿とれず
(案1)アマルフィ海岸(世界遺産)へ、エメラルドの洞窟
(案2)もう一度青の洞窟にトライ!→ナポリへ移動、
 
*昨日の歩き過ぎで足痛〜い!
   旧市街(世界遺産)他 ナポリ泊
 
→バーレへ移動、カステル・デル・モンテ(世界遺産)を見て、マテーラへ
  マテーラのサッシ(世界遺産)に宿泊
 *サッシの宿はいっぱい  
マテーラ見学後アルベロベッロへ 、イタリア料理教室
 *マテーラにはまり、移動したのは夜
  アルベロベッロのトゥルーリ(世界遺産)に宿泊
アルベロベッロ見学、早朝の散歩からスタート(夫婦のお勧め)
⇔オストゥーニ
  トゥルーリにもう1泊又はオストゥーニ泊
 
*レストランで話込み&夜はフェスタ
→バーリに移動、バーリ観光&ショッピング♪
 
*祝日で動き取れず危なかった〜
  BALE泊
12:15バーレ発
10:35日本着
 
*荷物は届かず、翌日着(うらやましい・・・)
長〜い機内といまいちのサービス
なんと、ミラノまで12時間もかかるとのこと。(そんなこと、調べとけーという感じですが、私は飛行機でどれくらいかかるかとか全く興味がなくて・・・)その間ご飯が2回。1回目のご飯はイタリアンか和食か選べてなかなかおいしかったのだけど、2回目のはちょっといまいち。映画はビデオで見れるので、自分のペースで見れて良かったかな。でも、なかなかサービスが始まらなかった。「Stepford wives」というのとシルクドソレイユ(AllegriaUを公演しているグループ)のビデオを見た。あとは寝て、起きて本を読んで、計画を立てて、イタリア語の勉強をして、写真とって、、、というのの繰り返し。後半はほとんど寝ていた気がする。12時間は思ったより長くはなかったなぁ。
途中で無性に喉が渇いて(ビールを飲んだためだと思われる。)スチュワーデスさんを呼ぶボタンを押してみた。なんにもおこらない。ふと上を見るとランプが消えている。もう一度押してみた。何もおこらない。そしてランプが消えた。なんだか悔しくなって5回くらい押しては消え・・・を繰り返したあと(笑)、ようやくきてくれた。それもなぜか二人しか乗っていないという日本人が。このあと、この人に会う事はなかったのですが、呼んでいる人が日本人だってわかったのかなぁ。せっかくイタリア語を使いたくって、でも周りの人を起こさないようにと思って、紙に「ブラッドオレンジジュースを下さい」ってイタリア語で書いてたのに・・・。残念。
さらに、トイレに行くタイミングを逃して、2回目の食事の直前に席を立つとスチュワードさんに「You can not go now. Sit down.」と子供のように怒られ・・・。2回目の食事でワインを飲みたかったのに我慢しなきゃいけないことに(泣)。日本とのサービスの違いを感じてしまったのでした。

ようやく使えたイタリア語
ミラノで乗り換え。マルペンサ空港はなかなか広く、さすが、というくらいブランドの店がたくさんあった。でも、ここで見てはいけないと我慢。普通のDFSで乾燥対策にボディーローションを買うだけで我慢しました。最初の店で買おうとすると「あなたの飛行機はAターミナル発、ここはBターミナルだから買えないよ。」と。なんだそれー。なんだか知らないルールがいろいろあるみたい。
喉が渇いたから何か買おう、と思ってBARへ。そこでもってきたイタリア語の本で勉強した単語を使おうと思ったのに、結局「A bottle of water, please」と英語になってしまった。悲しい・・・と思い再度イタリア語のお勉強。スペイン語と似ているから覚えやすい。pleaseが「Por favor(西)」「Per favore(伊)」、How are you?が「Como estas?(西)」「Come sta?(伊)」と言った具合。数字も似てる。スペイン人の友達がイタリア人の話していることはなんとなくわかるっていっていたなぁ。日本人にとってありがたいのは、ローマ字読みすればいいということ。そして、カタカナ読みで通じると言うこと。この旅では頑張ってイタリア語を話そう!そう改めて決意したあと、ようやく使う機会が。今度はコーヒーが飲みたくなったのだ。そこでイタリア語で注文すると、ちゃんと「Uno treinta(1.30)」と値段が返ってきた。「Uno Capuccino, pre favor.」って言っただけだけどね。通じることが嬉しいんだよね(^^)

Milan→Napoli
2時間半も待っていたにもかかわらず、飛行機は1時間半だけ。あっという間にあがり、うとうとしていたらジュースが出て、あっという間に降りた。でも、飛行機の中はほとんどがイタリア人だったのがなんとなく嬉しかった。となりのお兄ちゃんにじろじろ見られていた気がするのは気のせいかなぁ。まだ、話す勇気がなく、隣でおとなしくイタリア語の勉強したり雑誌を読んだりしていました。ガイドブックを表に出さないほうがいい、とのことだったのでホテルの名前と「○○ホテルに行って下さい」というのと、「中央駅の近く」というのをノートにイタリア語で書いて準備万端!
ナポリの飛行場は小さく、バスで移動するともうそこがBaggage Claimそしてノーチェックで外へ。ミラノでパスポート見せたのが出国審査だったのね、とその時気づいたのでした。外に出る前にトイレに行こうと思ったら、女子トイレがない...。今日はことごとくトイレ運がないなぁ、と思っていたら地元のおばちゃんはまったく躊躇せず、男子トイレに入っていった。私にはできませんでした。(*_*)

最初の難関タクシー
さて、今日の最大の難関のタクシー。なんといっても前回のポルトガルのいやーな経験(50ユーロも請求されて、深夜に言葉も通じない中タクシーの運ちゃんとけんかした)のがあったから、今回はあらかじめホテルに、タクシーのレートを聞いていた。15ユーロだというメールの返信をちゃんと印刷して。タクシー乗り場につくと、「Taxi?Taxi?」と声がかかる。「○○ホテルに行きたいのだけどいくら?」と頑張って「Quant'e?(いくら?)」だけはイタリア語で言ったのに「twenty-five」と言ってきた。「高い!」と思ってホテルの人のメールを見せて「fifteen」と交渉開始。相手は「twenty」と主張してゆずらない。そして、英語とイタリア語のちゃんぽんで説明を始めた。これも、お決まりの「お昼はこの値段だけど、夜、この時間だから高いんだよ。」という本当かどうかわからない主張。他のタクシーにも聞いてみようかと思ったけど、まぁいいかな、と思い乗り込んだ。でも、このタクシーメーターも見当たらない普通の車だったんだよねぇ。車の上にはちゃんとTAXIって書いてあるけど・・・。そして、ホテルに近くなった頃、「two, three minutes. I speak English a little.」と話し掛けてきた。とりあえず控えめの笑顔で対応。(ちょっとびびっていた。)そうすると、「in hotel sleepだよね?central stationはnightはdangerousだから移動は明日のmorningにね。」みたいな感じで話しつづけていた。「Rolexはとられちゃうよ。」と言われたので「Rolexしてないから大丈夫だよ。」と、今考えたら変な会話だ。結局ちゃんと送り届けてくれたので、お約束の20ユーロ+1ユーロチップであげました。ぼられているのが通常料金なのかはわからないけど、でもいやな思いもせずちゃんとホテルについたのでよしとすることにしました。とりあえず、第一難関突破!
ホテル・・・
初日のホテルはちょっと奮発して85ユーロのところに。1万円以上するんだから、と期待していたのだけど意外とこじんまりしたお部屋。イタリアは意外と物価は安くないのかもしれない。

テレビも冷蔵庫も金庫もありお湯もたっぷり出たから贅沢はいえないのかなぁ。結構くつろいでいるし。時差ぼけのせいか、飛行機でたくさん寝たせいかあまり眠くならないので、この日記をちゃんと書いてから寝ることにしました。ちなみに、無線LANを検索してみるも見つからず・・・。それにしてもお腹がすいた。
到着したのはこちらの時間の23:30だから20時間以上も移動していたことになる。すごいなぁ。でも、このヨーロッパの匂いをかぐためにはそれくらいかかってもいいかも。なんとなくヨーロッパに来ると落ち着くのは、昔住んでいたせいかなぁ。毎回「戻ってきた〜(^-^)」って心の中で思います。
さて、本番は明日からです。おやすみなさーい。

12/31 カプリ島でのカウントダウン*
時差ぼけかそれとも飛行機の中で寝すぎたのか、あまりよく寝れなかった。2時ごろ寝たのだけど、4時に目が覚め、6時に目が覚め。今日は朝早くからカプリ島に行きたかったので、6時に目が覚めた時に起床した。7時からの朝ご飯に一番乗りで行こうと思ったのだ。
ホテルの朝ごはん
「ボンジョルノ」と挨拶をしながら、食堂へ。案の定誰もいなかった。朝ご飯はビュッフェ形式。コーヒーにジュースにパンにヨーグルトにコーンフレークにハムにチーズに・・・。地球の歩き方に「朝食は充実」とあったので期待していたのだけど、まぁまぁかなぁ。(とこのときは思った。今考えたら充実しているほうだった・・・のかも。)そういえば、このクロワッサン、あったかくて、中にあまーいクリームが入っていてびっくりしました。でも、なかなか美味。


これがホテルの朝ご飯
ビュッフェで〜す


こちらがMicheyの朝ご飯じ
甘いクロワッサンにびっくり!

ホテルの予約&イタリア語
カプリ島のホテルを予約しようかなぁ、とホテルの部屋から電話してみた。頑張ってイタリア語で「シングルの部屋空いてますか?」と聞くと「コンプリート」と一言。「通じた!」のは嬉しかったのだけど、多分いっぱいという意味だよねぇ。とりあえず、「グラッツェ」と言って電話を切った。
やっぱり年末年始は混んでいるのかなぁ、なんて思いながらとりあえず向かってみることにした。ということで出発!
カプリ島行きの船はメルジェッリーナ港から出るということだったので、地下鉄で行くことにした。中央駅は治安が悪いと聞いていたので、どきどきしていたけど、特に問題はなく。中央駅のにぎやかな雰囲気とその後ろに見える山の風景のコントラストがなんともイタリアらしかったです。

地下鉄でメルジェッリーナへ
駅では「Uno bilietto per Mergellina(メルジェッリーナ行き1枚)」と言ってみたけど、地下鉄は一律1ユーロらしい。とりあえず、でも買えることが嬉しいのが初日。それをドイツのようなスタンプマシーンに通し(そうすることで、時間がスタンプされる。これをしないと検札が来た時につかまってしまう。)中へ。2号線に乗りたかったので、「Metro Linie2」とかなんとか書いてあるホームへ降りてみた。ちょうど電車が来たのだけど、方向が正しいか分からずのろうとしている人に「Mergellina?」と聞くと「Si.」と。どうやらこれでいいらしい。駅につくたびにホームにある駅名を見ながらチェック。地球の歩き方を手にもっていると観光客とばればれなのでやめましょう、とあったので見ることもできず・・・、小さいノートに書いた「6つめ、Mergellina」というメモを片手に緊張して乗っていた。すると、私がさっき訪ねた人が「Mergellina、dopo・・・」と教えてくれた。「え?ここなの?」と思って降りようとすると「No. Dopo. After.」と。「次の駅だよ」と教えてくれたのだ。あとで「dopo」という単語を調べると「後で」とのっていた。御礼を言って次の駅で降りようとドアに向かうと「ドアはあっちだよ」と逆方向を。いろいろお世話になりました。(笑)
朝の散歩・・・

駅から人の流れに沿って歩いていると、海が見えてきた。海大好きのMicheyはこれだけで感激!「うみだーーー」と独り言を言いながら元気に歩いていった。海辺に出ると、海岸線沿いに大きな道路が通っておりそれを超えたところにボートがたくさんある港と「SNAV」という文字が見えた。8時35分に出るのでぎりぎりセーフ。でも、船は見当たらない。おかしいなぁ、と思ってそこにいたお兄さんに「Capriに行きたいんだけど」と英語でいうと、遠くを指差してイタリア語でわーーっと話してきた。もちろん、わからない。「うーーん。」とわからない顔をしていたら「Four Kilometer」と言って指で歩くゼスチャーを。ちょっと「かわいそうに」という顔をしていたのは気のせいだろうか。言われた方向に歩いていくとまた別の船の会社があったのでそこでも聞いてみると、やっぱり遠くを指差す。これは歩くしかないね、と気を取り直してお散歩することにした。次の船は1時間後だし間に合うだろう。
でもこのお散歩がとても快適だった。朝の気持ちいい空気と潮風、そして遠くに見える島と山、街。ランニングしている人も多い。途中、漁をしている人や、とれたものを売っている人がいたり、ネコがたくさんいたり。重たい荷物さえなければ最高だなぁ、と思いながらせっせこ歩いた。ときどき地図を見て「サンタルチアまで行けば」と頑張り、そのうちSNAVという看板が見えて「きっともうすぐに違いない」と。結局50分くらいあるいただろうか。王宮の向かいに船乗り場はあった。

海が見えてきた−
思わず独り言

 



船でカプリ島へ
今度はちゃんとチケットが買えました!でも、イタリア語で頑張ったのに戻ってきたのは「Eleven」という英語だった・・・。悲しい。どうやら11番から出航するらしい。駅のホームのように電光掲示板があってそれぞれどこ行きかのってます。でも、11番の電光掲示板は「ネットワーク不調」みたいなことしか書いてなくて、ちょっと不安でした。
徐々に人も増えてきたから大丈夫かなぁ、と思いながらまっていると到着!これにのるのね。。。と思ってチケットを渡して乗り込もうとしたその時「イスキア、ノ、カプリ」と。これはイスキア島行きらしい。やっぱり時間どおりにはこないのねぇ。もうしばらく待っていると来ました来ました。みんな待ちくたびれていたのか、ものすごい勢いで入口へ。私も乗り込んで右側の窓際をゲット!(というほど混んでもいなかったのだけど。)どうやら私はイタリア人団体の間に座ってしまったらしく、とってもにぎやかなおばちゃまたちの声が頭上を飛び交う・・・。ちょっと失敗したかなぁ。途中歌を歌い始めたり、大笑いしたりとにかくにぎやかな南イタリアのイメージどおりの人たちだった。でも、後半ものすごいゆれて気持ち悪くなったのか、人が変わったように静かになったのでした。ものすごくゆれると聞いていたこの船、たてによこに本当にすごかった。ちゃんと酔い止めを飲んでいた私は平気だったけどね(^_^)v
やっぱり散歩しながら見えていたのがカプリ島でした。ヨーロッパ人のリゾート地だと言うこの島は思ったよりも自然が残されていました。切り立った崖の間に街がある感じです。どんなところなのか、わくわくしてきました。


カプリ地区へ行くのに一苦労
カプリ島は大きく分けて二つの地区に分かれます。カプリ地区とアナカプリ地区。(余談ですが、イタリア人の発音は「カップリ」みたいな感じでとてもかわいい。)しか〜し、私も目標はそこではなく青の洞窟。Information Centerで「青の洞窟は今日はいけないの?」と聞くと「いけない。」とのこと。そして「明日は?」と聞くと「Maybe」と。Maybeって英語だとっても確立が低いんだけど、、、わかって使っているのかなぁ、それとも「多分」くらいののりなのかなぁ。そこで「ここにかけて聞いてみたらいいよ」という電話番号をもらい、地図をもらいカプリ地区へむかうことに。
カプリ地区へはロープウェーがあるということだったのに、のに、のに、止まっている様子。タクシーにすごい行列ができていたのだけどとりあえず並んでいたら、オレンジ色の小さいバスが来た。このバスが上にあるカプリ地区に言ってくれるらしい。1台目、いっぱいでのれなかった。2台目、乗る直前でみんながチケットを持っているのに気が付いて隣にいたドイツ人に「Entschludigung, wo kann mann die Karte kaufen?」とドイツ語で聞いてみると「Darueben」と。見ると遠くにチケット売り場が。チケット売り場に買いに行って戻ってくるまでに2代目も行ってしまった。ドイツ語を聞くと思わずしゃべりたくなってしまう私、相手からしたら日本人が急にドイツ語はなしてきてびっくりしただろうなぁ(笑)。そして次をまっていると、「Excuse me」とアジア人に話し掛けられ「Yes」と言うと「Japanese?」と。日本人に英語で話し掛けられるなんて・・・あまり日本人に見えなかったのでしょうか。チケットの買い方を知りたかったらしく、教えてあげました。そして3代目にようやくのれました。ガラガラだったからよかったかな。バスは右に左に180度に近いカーブを曲がりながら登っていきます。バスの大きさが小さいことにも納得。すれちがうのがやっとなのです。何回カーブしたでしょうか。終点=カプリ地区に到着。バスが泊まったところより先は歩行者天国のようです。

ホテル探しと移動
カプリのシンボルサント・ステファノ教会を目印に歩いていくと、小さなとおりが終わってぱっと視界がひらけました。右側に見える絶景に思わずため息。左側には眼下に広がる真っ青な海に、小さい町に大自然、そして右側には歴史的な建物に小さな路地の入口。この景色を見た瞬間にカプリ島にほれました。と、このとき先ほど話し掛けてきた日本人の家族が「さっきはありがとうございました。お写真とりましょうか?」と。お言葉に甘えて教会の前で取っていただくことにしました。もちろん、お礼に家族写真もとってあげました。
本当は、このままぶらぶらしたかったのだけど、この重い荷物をなんとかするべく、今日の宿を決めることに。教会の1階がTourist Informationになっているので、ここで「今日の宿を探しているんだけど・・・」と。こういうところは英語が通じるから助かります。「今日?」とちょっと渋そうな顔。「難しいの?」と聞く私に「いくらくらい?」と。「うーーん、あまり高くないところ。」そして「カプリ地区がいいの?」と聞かれたので「駄目ならアナカプリでもいいけど、できればカプリ地区」この条件で、かたっぱしから電話をしてくれました。そして、5件目くらいにようやく合ったみたいで・・「75でアナカプリだけどいい?」と聞かれたので、即OK。この一生懸命さにこれ以上の贅沢はいえない気がしたのです。どうやら冬で休業しているところが多い上、年末年始は混むようで、カプリ地区では空きはないみたいだし。行き方とホテルの名前を教えてくれたのでみてみると、地球の歩き方にのっている宿でした。「カウントダウンはカプリ地区であるの?」と聞くと「アナカプリでも歩けど、カプリ地区のほうが有名ね。」とのこと。なるほど。
とりあえず、アナカプリの宿へバスで向かいます。アナカプリはカプリよりも高いところにあるみたいでバスでまたも登っていきます。外側にカーブする時は崖と海が目の前でスリル満点。
センターでバスを降りて歩いていると、「どこにいくの?」と地元のおじちゃんが「Hotel Calmencita」と伝えると「そこだよ」と。どうもありがとう。ホテルの部屋はとってもとっても小さく(ベットと人が通れるくらいの幅)、窓もなく、ちょっとびっくりしましたが、まぁ、贅沢は言えないかな。おじさんは親切で私の質問攻めにいろいろ答えてくれました。
青の洞窟についてはやっぱり「Maybe tomorrow.」という返事。ポスターを見せながら「入口が小さいからね・・・」と説明してくれました。他にも、カプリから夜中タクシーで帰ってこれるか、とかイベントガイドの意味とか。どうもありがとう!

空腹に負けてお昼
カプリ行きのバスにのるために中心部にあるバス停へ。近くの路地にひかれてすこしぶらぶらしてみました。細い路地に白い建物や石の壁やお店がならんでいてとっても私好み。シーズンオフで残念ながら半分以上のレストランとお店はしまっていたけど、それでも充分楽しめそうです。そしてバス停に戻ってバスをまっていたのだけど、なかなか来ず、お腹がすいてすいてたまらなくなってきました。Micheyの座右の銘(?)「腹が減っては戦はできぬ。」ということで、予定を変更してまずはアナカプリ地区でお昼を食べることにしました。ぶらぶらとメインストリートを歩いてみてもなかなか空いていて人が入っているレストランがない。しばらくいってふと横の路地を見ると「trattoria」という看板が。外のテーブルには人もいていい感じ。銀のトレーにむぞうさに乗っているお魚も気に入りました。
サンタクロースみたいなおじさんに「Anything to drink?」と聞かれたのでここの名産でさっき売られていたのを飲もうとメニューにはなかったけど「リモンチェッロ」と言うと「Water?」と。お水も頼んだほうがいいのかなと、「Yes」と答えました。その後おじさんは他のお客さんとイタリア語で「この子リモンチェッロ飲むって言うんだよ・・・」と笑ってます(多分)。リモンチェッロってとってもとっても強いレモンのリキュールなんだけど、お昼と一緒に飲むものではないのかなぁ。でも、ちゃんと自家製のを持ってきてくれました。とっても強いけど、レモンの香りがよくて飲みやすい危険なお酒でした。食べ物はトレーにのっていた魚。小さいのが良くて「Piccolo」と頼んだのは私だけど、食べ終わっても満腹感はなく、これまたトレーにのっていた自家製のラビオリを追加注文して笑われました。だって、、足りないんだもん。これでしめて40ユーロ。カプリ島はリゾート地だけあって物価が高いようです。つよーいリモンチェッロでほろよいになりながら、今日行くところを考えます。どこも2時とか3時に閉まってしまうことが分かったので今日はアナカプリ地区を攻めることにしました。


アナカプリ観光1-街をぶらぶら
レストランの近くにサン・ミケーレ教会という教会があるということで行ってみることに。でも、ガイドブックでは15:00まで開いているというこの教会、門らしきところを押してみるも開きません。天気がいいからか、日向ぼっこをする人がたくさんいるだけでした。写真だけ収めてまた散歩。Informationでもらった地図だと、赤い家が有名らしいのだけど・・・これもよくわからないまま写真に収めました。静かな街をのーんびり散歩するのも冬ならでは、かなぁ。かわいい路地があったりして。
     
アナカプリ観光2‐カプリ一高いソラーノ山
リフトでカプリで一番高い山に登れるということで、そこに向かっていくことに。登りはリフトで帰りは歩いて下ってこようかなぁ、なんて思ったのですが念のため、往復のチケットを買います。これはあとで大正解ということが判明。上から見ていると歩いている人なんてだれもいないし、道なき道、という感じだし、歩いたらきっと大変なことになってました。一人乗りのリフトから見えるのは、ちょっとごつごつした岩がのぞく大自然、右手には海という大絶景。家やぶどう畑が点々とあり、観光地ではないカプリ島をかいまみることができました。でも、真下を見ると結構高いしスリルも満点。すれ違う子供たちと手を振ったりしながら過ごすこと10分。頂上に到着です。Cりたところは公園のようになっていて、ぶらぶらできます。そこから見えた景色は・・・ただただため息。真っ青な冬の海と空、そしてカプリ島やナポリ湾やサレルノ湾まで見ることが出来ました。あまりに感動したので、ちょうど一緒になった韓国人のツアーに参加している女の子に写真をとってもらってしまいました。なんとも言い表せないほどきれいでした。風に吹かれながらしばらく景色にひたり、またリフトにゆられながら戻ってきました。夕焼けの時間にきてもきれいだったかもしれないなぁ。
     
   
アナカプリリ観光3-Villa S.Michele
リフトをおりてからは、昼前にぶらぶらした細い路地を歩いていって、ヴィラ・サン・ミケーレに急ぎます。こちらも冬場は15:30までしかやっていないのです。なかなか観光も大忙しです。こちら、昔はお金持ちの人の別荘だったらしいです。なんとか15:20にたどり着くと「あと10分で閉まるからいそいでみてね。」とヨーロッパ人らしい無愛想さ。そんなことはお構いなく入ると、貸しきり状態でした。家の中がすばらしいのはもちろんなのですが、私のお目当ては庭園。ここから眺める景色がまたとってもきれいなのです。Micheyのお気に入りはスフィンクスでした。お約束どおりとっても早歩きで庭をくまなく歩き、建物を出ると、さらに奥にいける道が。最後には階段でカプリ方面と思われる方面に下れるようになっていましたが、そこまでいって引き返しました。さすがに疲れたので、カフェでゆっくりしようかな、とロープウェー乗り場のほうに戻ります。アナカプリではこのロープウェー乗り場のあるところが中心となっていてここを基点に歩くと散歩しやすいことが判明していたのです。帰り道は開いているお土産やさんをのぞきながらゆっくり帰りました。リモンチェッロを作っているお店もいくつかあって、買いたかったのですが荷物が重くなるので我慢して、リモンチェッロ味の飴だけ旅の友に買っていくことにしました。(後述:おいしかったのですが、リュックのポッケに入れてたら、あっさりなくなりました。どこかで落としたのかな。)
あと、ちょうど夕焼けの時間みたいでそらがきれい。どこかで夕日が沈むところを見れないか、と思ったのですがどうもアナカプリ地区ではいいところは見晴らしのいいところが思いつかず・・・。またの機会にすることにしました。この旅では夕焼け運がなく、この日から何度も夕焼けを見逃すことになるとはつゆ知らず。
カフェでのんびりしていたら
雰囲気がよさそうなカフェがロープウェー乗り場の真横にあったので入ってみました。冬の旅行は暖かい場所でコーヒーを飲むのが落ち着くひと時です。「カプチーノ」と注文して今日の日記用のメモを書いたり、ガイドブックで今日と明日の行動予定を考えたり・・・。そんなことをしていると「Can you speak English?」と話しかけられました。話しかけてくれたのはアメリカ人のMarc。飛行機のGPSのエンジニアで半年間お休みを取って、ヨーロッパを旅行しているのだとか。今日は、ナポリのユースに泊まっているとのことなので「ユースホステルはどう?」と聞くと「可もなく不可もなく」という返事。こうして、旅人どうしで情報交換するのもまた楽しいひと時です。「今日はカウントダウンにカプリ地区に夜中にいくんだー」というと「一人で?」とびっくりした様子。「うん。」というと、「一緒に行こうか?」とか「これからぶらぶらする?」とかお誘いが。カフェで2杯目に勧められるがままにビールを飲んでややお疲れの私は「疲れてるからホテルに戻って寝る。」と丁重にお断りしたのでした。
忘れ物&ホテルで仮眠
ホテルまで戻ってから、荷物が少ないことに気づきました。さっき買ったあめをカフェに忘れてきてしまいました。お酒を飲むと、こぼすか忘れるか気持ち悪くなるかの私。カプリ島でも同じだー、と思いながら取りに行くと店員さんがにこにこと「これでしょう?」と取り出してきてくれました。まだ食べていなかった飴を口にほおばりながら帰ると、空がきれいでした。
カウントダウンに行くために、ホテルではシャワーをあびて夜10時まで仮眠。と思ったのに廊下で言い合っている声がうるさくて眠れません。イタリア人もにぎやかな人種なのですが、部屋でしゃべってよーーー、と思ってしまいました。うとうとしては目が覚め、またうとうとしては目が覚め・・・の繰り返し。寝むいときが最も機嫌が悪い私、思わずドアを開けて「寝てるから静かにしてほしい。」と英語で訴えるも、「わかった」と言ってくれたのに何の効果もありませんでした。結局眠れたのは最後の1時間弱(>_<)
いざカプリ地区へ!
カウントダウンはカプリ地区でもアナカプリ地区でもあるという話だったのですが、お昼歩いてみてアナカプリ地区の静けさを実感した私は、やっぱりカプリ地区に行こうと決意。「夜出ても大丈夫?」とホテルの人に聞くと「今日はいっぱい人がいるから平気だよ。」と。さらに「帰りのタクシーはつかまるかなぁ?」と聞くと「No Problem」と。それなら、何も心配しなくていいかなぁ、と暖かい格好だけしてタクシー乗り場へ。「カプリ地区までいくら?」と聞くと「10ユーロ」との返事。まぁ、そんなもんかなぁ、と乗り込みます。くねくねした細い道を下っていくとカプリ地区。夜は夜で神秘的な景色です。崖道で細くて、正面衝突したり、おこったりするんじゃないか、というひやひや感があったから余計にきれいに見えたのかも(笑)。無事に到着したのは11時過ぎでした。降りると「帰りは何時ごろ帰るの?」という運ちゃん。「うーん、決めてないけど1時くらいかなぁ。」というと、「1時にここにまたくるよ。」と。10ユーロでまたアナカプリ地区まで行ってくれるというのでした。
夜の散歩
カウントダウンがあるというウンベルト1世広場に向かいました。でも、まだ早すぎるのか閑散とした雰囲気。おなかがすいたけど、食べるようなところは空いていなかったので、食べ物を求めて夜の散歩をすることに。これが、とってもきれいでした。白い建物がオレンジ色にライトアップされていて。細い路地を歩いてみたり、ブランドのお店が立ち並ぶところ歩いてみたり。人が少なくなると引き返して、また別の方向に行って引き返してを繰り返していたら、パニーニを売っているお店を見つけました。今晩のご飯はこれです。ちょっと質素だけど、旅行中は「お昼たっぷり、夜控えめ」がいろんな意味でいいのです。(その1:消化する。その2:夜出歩くよりお昼出歩くほうがいい)パニーニといえば暖かいのかと思ったら、冷たくて少しがっかりでしたが、腹ごしらえはこれで完了!またウンベルト1世広場に戻ります。
     
寒い・・・
さっきより人が増えて、お店も開店の準備を始めました。寒いのでお店に入ろうとすると「今日は予約でいっぱい。」と1軒目。2軒目では「向かいならあいているんじゃない。」と開店準備している向かいのお店に「せき探してるみたいなんだけど空いてる?(推測)」と聞いてくれました。「11時半になったらいいよ」ということなので、待ちます。11時半になってもお声はかからないので、自分から行って一番の客として座らせてもらいました。場所は一番広場に近いテラスの特等席。ただし、寒いのは変わらず・・・。そこで15ユーロもするシャンパン(グラスです)を頼んですっかり気分はカウントダウンモード。
広場に集まる人を観察すると、どこからともなくシャンパンを片手に集まってきて。気づけば警察の団体が来たり。そしてぱらぱらと不規則に忘れたことに花火が上がります。ステージに人も出てきてお店もちゃんと開店してにぎやかな雰囲気になってきました。30分でこんなに雰囲気が変わるなんて・・・というくらいの変わりようでした。
そのとき「日本の方ですか?」と声をかけてくれたきれいな女の人が。「そうです。」と答えると「中にいるから一緒にお祝いしませんか?」と。もちろん、お誘いにはのりたかったのですが、カウントダウンは外で見たい!というのがあったため、「カウントダウンが終わってからでもいいですか?」と答えると「中にいるから来てくださいね。」と。
     
いよいよカウントダウン
さぁ、いよいよです。広場中に集まった人と一緒にカウントダウン。そして、ゼロ!の瞬間に花火が上がり、みんな思いっきり振ったシャンパンのボトルを開けます。私のほうにもシャンパンの雨が降ってきて、思わずよけます。手持ち花火をする人がいたり、みんな楽しそう。そして、広場には音楽が鳴り響き、屋外ディスコと化したのでした。日本だと年末年始は家でゆっくり、みたいな感じですが、ヨーロッパはクリスマスは家族とゆっくり、年末年始は友達と祝う、という風習なんだよねぇ。みんながさわいでいる様子を横で見ているだけで、なんだかニコニコしてしまうのでした。
一緒にお祝い
さっき声をかけてくれた人のお言葉に甘えることにしよう、ときょろきょろしていると手を振ってくれました。お店の中に入ると、何人かで来ているみたいで紹介してくれました。声をかけてくれた彼女はミラノでファッション関係のお仕事をしているとか。そして彼はローマで仕事中で、日本に10年近く数学の研究者としていたことがあるそうです。さらに、シチリア島から来ている3人。最初の二人は日本語ができるのですが、あとの人たちは言葉がわからないにもイタリア語で話しかけてくれたり、英語で話しかけてくれたり。一緒に飲んだり、広場に出て踊って、とっても楽しいひと時を一緒に過ごさせてもらいました。どうもありがとう!お別れをした後で、「メールアドレスくらいきけばよかったかなぁ。」と探しましたが人ごみがすごく見つからず。残念です。
この広場でのディスコは耳が痛くなるくらいの大音響だったのですが、一瞬だけ静かになったときがありました。「なんだろう」と思っていたら「スマトラ島のための黙祷だよ。」と教えてくれました。一緒に黙祷をささげました。
     
ホテルへ&インターネット
「そろそろ帰るね」と言われたので、私も帰ることに。十分満喫したなぁ、と時計を見ると1時45分。約束の時間をすっかりすぎているではないですか。その場所に行ってみるも、タクシーはいません。仕方なく、タクシー乗り場に行って値段を聞くと「15ユーロ」とのこと。交渉しても強気です。仕方なく、誰か相乗りする人いないかなぁ、と待ってみたのですがそもそもみんな大人数だし、なかなかタクシーに乗る人がいない。諦めて、15ユーロ払うことにしました。そして、無事にホテルに到着。
ホテルではインターネットが出来ると言うので、おじさんに頼んで接続させてもらうことに。でも、トライしてもトライしてもだめです。「多分、家で娘が使っているからかも。」というわけのわからない返事に「もういいよ。今日は遅いから明日にする。」とあきらめることにしました。ということでおやすみなさーい。

1/1 カプリ島にて足を痛める*
朝起きて一言目は「明けましておめでとうございます」のわけはなく、カプリ島で過ごす1日にわくわくしながら起床。今日こそ、青の洞窟にいけるかな・・・。
ホテル予約とプロントさん
まずは、今日の宿を決めないと・・・とナポリのホテルに電話をかけてみることに。外線のかけかたがよくわからず、何回かトライ。1回目「プロント」と出た相手に「フロント?」と聞くと「No」と。うまく外線につながらなかったらしいと思いそこで電話を切った。2回目、今度は違う人が「プロント」と出た。「○○ホテル?」と聞いても「No」と返ってくる。3回目、またまた「プロント」出た相手に切ってしまった。2回目は女性で3回目は男性だったから、きっと夫婦だったんだろうと。この「プロント」と言う言い方、みんながみんな後ろを上げて言う。ちょっと疑問文のように。ドイツでは電話を取った瞬間に自分の苗字を同じように後ろを上げて言う。つまり、私の場合「Michino」と言うのだ。それが頭に会った私は、何度かけてもプロントさんにつながってしまうことに、疑問を感じていた。相手の声変わるけど、みんなプロントさんなのだ。何度かけても同じでこれではホテルは取れない、とあきらめてしまったのでした。(このなぞは1/2に明らかになります。)
昨日Informationで教えてもらった青の洞窟の状況がわかるという電話番号にかけるとこちらはうまくつながったのですが、早すぎたらしく「9時半以降にかけて。」と言われてしまいました。
ネットと朝ごはん
仕方ないので、インターネットでメールチェックのついでに宿の電話番号の再チェックをすることに。ホテルのおじさんはまだいなくて、英語のわからない朝ごはんを用意するおばさんだけがいた。片言(というか単語レベル)のイタリア語で話してみると、どうやらもうすこししたらおじさんはくるとのこと。早すぎたようだ。旅人の朝は早いのよぉ、なんて思いながら少し待っているとやってきた。そして、パソコンをつけてみるもつながらない。今日は青の洞窟に行きたいからなぁ、なんて思い、「先に朝ごはんを食べるから。」と伝えて食べ始めた。ここのレッドオレンジジュースはおいしかったぁ。そして、再度トライしたけどやっぱりNG悲しい。
今日の宿はもう一泊カプリにするかなぁ、なんて思っていたらおじさんに「今日は満室だから」と先に言われてしまった。昨日、2泊するかもっていっていたのにぃぃぃ。今日はユースホステルにでも泊まってみるかな。
さらに「青の洞窟に行きたいのだけど」というと「今日は新年だから誰も働かないよ。」と。昨日聞いたときは「Maybe」っていっていたじゃないですかぁ。イタリア人の適当さに笑ってしまった朝でした。
チェックアウトまでの道のりとリラ

「チェックアウトしたいんだけど、カードかトラベラーズチェックは使える?」と聞くと「No」との返事。「ガイドブックにカードが使えるって書いてあるよ、さらに10%引きになるって書いてあるよ」、といってみたものの、「年末年始は特別にオープンしているからだめなんだよ」、と。仕方なく、近くにあるATMを聞いて、現金をおろすことに。ホテルやレストランではカードで支払おうと思っていたのでちょっと予定がくるってしまいました。でも、朝のお散歩は気持ちいい。お店はほとんどオープンしていない静かな街並みを歩きます。教えてもらった方向にこっちかなぁ、こっちかなぁ、と進んでみると昨日歩いたアナカプリのメインストリートに。なーんだ、こんなに近かったんだと思いながらATMを探します。ATMで引き出せる単位は50、70、100、140となんとも不思議な単位。紙幣の単位にあわせているんだろうけど、金額指定が出来ると思っていた私は、いくらおろすか少し悩んでしまいました。
電話を見つけたので、昨日InformationCenterでおしえてもらった青の洞窟情報がわかるという電話番号にかけてみます。「今日は入れる?」と聞くと「No」と。本当に閉まっているようです。本当はもう一泊してトライしたいところだけど、宿もないし・・・せめて上からでもいいから見てくることに決めました。帰り道にバス停にちょうど青の洞窟息のバスが止まっていたので聞いてみると、30分後に出発とのこと。ちょうどいいです。
そうときまったら、コンティンジェンシープラン!?開始。ホテルに戻ってチェックアウトをして支払いをすませて、荷物を預けて出発です。ポケットに必要なものをすべて詰め込んで身軽なMicheyは片手にもらったおつりをもってバス停に向かって出発!バスに乗るためにもらったお釣りを見てみたら・・・なんとおじさんはリラを2枚ほどくれていました。さっき、おつりを探すのに机の中ごそごそ探してたし、老眼ぽいし大丈夫かなぁ、とは思っていたのだけど。ひょっとしてまだ使えるの!?と思ってバスの運転手に出してみるもつき返されてしまいます。そうだよねぇ・・・・。
青の洞窟までの10分

青の洞窟までは昨日と同じオレンジ色のバスで行けます。とはいってもカプリ地区とは逆の方向、そして海のほうにくだっていきます。右に左にカーブのところはクラクションをならしながら。なんでバスがこんなに小さいのかよくわかりました。道が細いから大型バスなんて走れないのです。さらに、この島には信号がない!道が一本だからいらないといえばいらないのかぁ。そして、バス停じゃないところからも地元の人らしき人が乗ってきて、運転手の人と会話を交わし、バス停じゃないところで降りていきます。お金を払っていないような人もいて、いと不思議なり。こんなのを観察しながら考え事(想像)にふけることができるのも一人旅のいいところ。そして、何回曲がりきったかわからないけれど、徐々に見える海の面積が広くなってきて到着しましたー。
青の洞窟〜上から〜

念願の青の洞窟です!今日は上から見て、「またくるぞ」という誓いをするのが目的になってしまいましたが、それでもわくわくします。バス停を降りてあの辺かなぁ、なんて思いながら写真をぱちり。断崖絶壁と青い海はそれだけですごい景色です。同じバスに乗っていたおじさんの後をついて階段をおりていくと、小さなおみやげやさんが・・・。日本人観光客が多いのでしょう。「絵葉書いかがですか?」「すべるから気をつけてください。」と全く感情のこもっていない声ではなしかけられました。さらに階段を下っていくと、岩のアーチの先にありました!ロープをはってあって入れなかったけれどそのさきが青の洞窟の入り口です。こんなに近くまでいけるとは思いませんでした。(どこか別の島とかだと思っていた私。)
途中で分岐している道があったので戻ってこんどは上ってみることに。ちょうと青の洞窟の真上が小さな展望台のようになっていてマリア像がおいてありました。先ほどバスが一緒だったおじさんはここで、どこを見ると言うわけでもなくたそがれていました。
そのとき、急ににぎやかになったのできょろきょろすると、なんと日本人の団体客。中に入れなくても、こうして上から実に来るようです。上から見ていると、ロープがはってある先まで入っていってみんな一生懸命に「入れなかった青の洞窟」の写真をとっています。しばらくは日本人で埋め尽くされていたのですが、落ち着いてから私もロープの先に入ってみることに。そして、「入れなかった青の洞窟」の写真を取ってきました。本当にこれが入り口です。テレビで見たことがある、船頭さんがそれをつかって船を中に入れると言うチェーンがあるのですが、波があるたびにそれがつかってしまっているくらい潮が満ちていました。「波はおだやかだけど、潮が高いから入れない」とは現地ガイドさんの言葉。(日本人団体客のガイドさんに聞いてみたのです。)海にカメラを落とさないように気をつけながら、そして自分も手すりに必死にしがみつきながらようやくとった写真だけど、これが限界。中まではとれませんでした。でも、水がとってもきれいで透明感があったので、青の洞窟がきれいだというのはすっごくよくわかりました。絶対絶対次回は中に入る!!!と決意新たにしました。
そうそう、青の洞窟のところはつりのポイントなのか、釣り人と魚を待つ猫がいました。それをみた日本人のおじさん「とれたての刺身を待っているネコがいるよ。」と。「とれたての刺身」ってなんか変。と心の中でつっこみをいれたMicheyでした。
次はカプリ島地区へ
今日はカプリ地区で管区&ショッピング計画だったので、バスで移動直通のバスはないのでアナカプリで乗り換えて所要時間は30分くらいだったかな。
昨日の夜とはまた雰囲気が違って、白い建物と石畳がすごく素敵でヨーロッパの街並みの雰囲気抜群!さらに、街のあちこちについているスピーカーからは癒し系の音楽が流れていて散歩意欲をそそります。きれいな空気、癒し系の音楽、目に入る街並み。こういう小さな街の一角をふらふらと歩くのが私の一人旅の楽しみなのです。もう一つの目的だったショッピングもついでに・・・と思っていたのですが、お店はすっかりしまってしまっています。さすがに元旦はお休みらしいです。ということで、ショッピングはあっさりあきらめて、ひたすらお散歩をする1日にすることにしました。おなかもすいたのですが、お昼は見つかったレストランで食べることにしました。(これが大変なことになろうとは。)
サン・ジャコモ寺院でモデル気分!?
書き途中ですm(_ _)m

*1/2 ユースホステル脱出とナポリ観光
書き途中ですm(_ _)m

*1/3 東から西へ大移動&サッシに絶句*
本日も6時に起床。なぜかこの旅行中は目覚ましが鳴る前に目が覚める。やっぱりそれなりに緊張しているのかな。今日の電車のチケットを変更できたらアマルフィに行って、明日移動することにしよう、と昨日の夜決意したのだけど、やっぱり辞めた。というのもエメラルドの洞窟に入れるわけではないし、その楽しみは次回にとっておくことにすることにした。そして、今回はやっぱり小さい町がたくさんあるプーリア州で時間が許す限りぶらぶらしたいと思ったのでした。時間に余裕ができたのでまたもや、あったかーいシャワーを浴びたのでした。(昨日のユースホステルが、そうとうきいてるみたい。)
朝ご飯

朝ご飯は7時からと言っていたのでまたしても朝一番に1階の食堂へ。昨日のリガーロ君がまだいて朝食を用意してくれました。支配人みたいな人に「昨日ね、日本語で名前かいてもらったんだよ。こんな風にシュルシュルって書くの」って感じで報告しているのがかわいかった。(注:あくまでもイメージ)飲み物は?ときかれたので「カフェラッテ」と注文すると、「ミルクとコーヒーはどれくらい?」と「HalfHalf」と言うと通じた感じ。でも、実際に出てきたのは、ミルクとコーヒー別々で、自分でカップに注ぐのでした。何で聞いたんだろ(笑)。でも、ミルクは温めてくれただけじゃなくてちゃんと泡立ててくれて、パンも甘いクロワッサンと普通のパンと2種類でて満足満足。コーヒーはたっぷり3杯くらいのんだかなぁ。30分位かけてのゆっくりした朝ご飯だったのだけど、これが至福のときだよねぇ。やっぱりホテルがいいねぇ。頭の中では今日のプランを考えながら、コーヒー片手に。そうそう、暖かくて甘いクロワッサンにも慣れてきた今日この頃、これがオレンジ味だと気が付きました。(遅いって)
朝ご飯を食べている間に、昨日のフロントのお兄さん、支配人らしき人、そして知り合いらしき人が入ってきます。中には挨拶だけしてどこかにいってしまう人もいるのですが、必ず「Goodby Miss」とか「Buon Journo」とか一言ずつ声をかけてくれるのです。いいねぇ、アットホームで。そして、朝からエスプレッソを飲むイタリア人。さすがです。
チェックアウト
8時15分の電車なので、朝ご飯の後休む間もなくチェックアウト。「Are you leaving?」と支配人らしきおじいちゃんは悲しそうに。「すごく良かったから、またくるからね。」と伝えました。このホテル今までで一番安かった(65ユーロ)のだけど、一番アットホームで良かった。二つ星なのに部屋はきれいだし、狭くないし、窓はあるし、そしてフロントに何人も人がいて駅の近くだけど安心な感じだし、みんないい人だし、なぜかびっくりするくらいおしゃれだし。リガーロ君はかわいいし。最後にみんなの写真をとって、「メールするからね。」とバイバイしました。そしてリガーロ君には特別に日本のお城の写真がのったメトロカードを「カストロ ジャポネーズ(日本のお城)」と言ってあげました。

ホテルの人々、右からデーブ・スペクター似のフロント、リガーロ君、マネージャー、朝来た人
まずはカゼルタへ
ナポリの中央駅は朝早いというのににぎわっていました。手元に7ユーロしかなかったので、ATMを探したのだけど見つからず・・・。しかたなく2ユーロだけ使って絵葉書を買い、残りの5ユーロは大切にとっておくことにしました。食べ物も飲み物も買わず。そして、これがあとで大変なことになるとはつゆしらず。
いよいよ出発と、昨日買った切符を片手に何番ホームか調べます。そして、スタンプをガチャンとやって(これでようやく切符が有効になるのです)目的のホームにいる電車へ。これはヨーロッパのどこの駅でも大体同じシステム(スタンプはないところもあるけど)なので、慣れたもの。でも、どうやらぼーっと立っていると迷子に見えるらしく、また話しかけられました。でも私のイタリア語は単語レベルなので、「???」という顔をしていると、「Where are you going?」と。「カゼルタ」と答えて「Platform 10」とわかっていることを主張したのだけど、なぜか「eight?」と。「No. Ten.」と言うと、「OK」といって去っていきました。ひょっとして旅の友を探していたの?さらにホームで待っていると、「カゼルタ行きはこの電車?(推測)」とイタリア語で話し掛けてきたおばさん。「Si」と答えるとまた、ぺらぺらーっとイタリア語で。ここは肩をすくめます。でも、この会話、成立してたみたいでその後もイタリア語で話し掛けられて参った参った。ホームに泊まっていた電車ではなくて、その隣に来た電車がカゼルタ行きでそれにのったのでした。二人ともちょっと混乱してたから、うまく意思疎通できちゃったのかも。
ここからは「ヨーロッパの電車の乗り方」と「世界の車窓から 南イタリアパート1」をお楽しみください。

まず、掲示板で自分の電車が
何番線か調べます

この機械にチケットを挿入すると
ガチャンと日付時刻入りスタンプが

ホームにに行ったら
も一度行き先と時間を確認

さようならナポリ
最後まで山が見えます

下のほうだけもやがかっていて
とっても幻想的でした

到着駅にはこんな風に
看板があります
遅れるのは当り前
順調に走っていたこのローカル電車。何もないところでしばらくとまっています。すると車掌さんがやってきてみんなになにかを説明。でも、なぜかにこにこしてます。乗客も質問をしながらもにこにこ。電車がとまるなんてこと、日常茶飯事だからみんなにこにこしているのかなぁ。私は何か単語が聞き取れないかと思って一生懸命口元を見て聞いてみるもまったくわからない。周りに聞こうかと思ったけど、あきらめました。まぁ、次の電車にさえ乗り遅れなければいいわけだし。今日の宿はとってないからいけるとこまでいけばいいし、と思って。しばらくして電車は動き出し、またまた車掌さんが来て「ほーら動いたよ(推測)」ってな感じで得意げに話して去っていきました。誰も怒ったりしていないところがイタリアなんだよねぇ。ぴりぴりしている日本とは大違い。
そして、カゼルタについてホームを移動してバーリ行きの電車を待ちます。ここで掲示板に次の電車の情報が出ているのですが、「ritardo 15min」とありました。ひょっとして、ひょっとして、と調べるとやっぱり「ritardo」=「遅延」でした。うまくできてます。時間ができたし、お手洗いでも行こうかなぁ、とトイレマークにそっていくと・・・仮設トイレ。遠慮しておきました。でも、この散歩が効をなして、世界遺産のお城が見えることに気づき、写真だけだけど残すことができました。

ついたら、乗り換え電車の
ホームをチェック


行き先、時間、遅れ時間
この時はまだ10分遅れ予定

矢印にそっていくと
こんな仮設トイレが

世界遺産となっているお城
前が工事中なのが残念
InterCityで迷子!?
次の電車はレッチェまでいくIC(InterCity)。私が知っている限りICはICE(InterCityExpress)の次に速いの電車でヨーロッパじゅうを走ってます。電車の色も見覚えのある白と赤。なんとなく安心して乗り込みました。しかーし、ここで問題が。ICは全て指定席だと言うことを忘れていたのです。私が乗ったのは5号車。ふとチケットを見ると9号車とあります。一度降りると置いてかれそうだし頑張って移動するかなぁ、と移動していたのだけどいっぱい人がのってきてみんな自分の席へといそぐし、荷物はお互い大きいし・・・と移動できません。電車の真中で向こうから来る相手と立ち往生してしまったので、引き下がってとりあえず空いている席に座りました。でも、こんな時容赦なく人にぶつかっていくイタリア人にはちょっとむっとしたりして。人に気を使うことでは世界一の日本とは違うよね。仮の席でしばらくみていると、男の子たちが自分の大きな荷物をなんとかいろんな所に片付けています。それが一段楽したところで移動開始!ようやく自分の席を見つけたところで、検札が。チケットをみせると「This is not your seat. Next train.」と。はぁ、まだ8号車だったのね。
9号車で今度こそ自分の席に着いてからは落ち着いて本を読んだり、年賀状がわりの絵葉書を書いたり。そのうち気持ち悪くなって酔い止めを飲んで寝て、写真をとって。。。車掌さんに「A che ora Bari?(何時バ-リ?)」と聞くと「One o`clock」と。景色は気づけば平野になり、そのうちオリーブ畑が出てきて、そして海が遠くに見えてきました。

すっかり日が昇って
遠くの山がきれい

ワイン畑と山です
窓にカメラがうつっちゃった…

なんと山の上のほうには
雪が積もっていました

気づけば山はなくなり
雨の中平野が続きます

そして見えてきたのは
オリーブの木々

バーリに近づくと
海も見えてきました!
雨のバーリでお金をゲット
バーリは雨でした。成田空港で買った500円の傘がお役立ちです。イタリアの町は石畳がとってもきれいなのだけど、雨が降るとすべるということがよくわかりました。歩きにくいこと歩きにくいこと。バーリについたらまずは現金を調達しないと、とATMを探します。駅にあったATMに途中までカードをさすと・・・なんか嫌な予感(=出てこなくなる予感)がしたので、他のATMを探します。でも、なくってなくって結局銀行があったのでそこでトラベラーズチェックを現金化することに。
私の持っていたチェックは珍しいのか、窓口の人はそれを回覧して、話してます。「大丈夫じゃないのー(推測)」となったみたいだけど、私のパスポートをコピーしてました。手数料7ユーロとちょっと高めだったけどいたしかたありません。。。ね。
マテーラ行きの電車
さぁ、今度はマテーラに行くためにまたまた超ローカル線に乗り換えます。電車までの時間にお昼を買おうと思ってとりあえずチケットを買うことに。「Che ora?(What time?)」ときくと「due(2)」と返ってきたので「two o`clock?」と聞くと、「No. in two minutes」と。え、時間ないじゃん。時計を見ると時間は既に1時45分。ここから1時間半はご飯にありつけないことになります。悲しい、けどしかたないね。ホームへといそいでいるとまた、その辺のお兄ちゃんが「El treno?(電車?)」と聞いてきたので「Si(Yes)」と答えると、上だよ、と教えてくれました。階段をかけあがるとぼろーーい電車が。ものすごいいたずらがきでちょっとこわかったけど、とりあえずのりました。

ペイントづくしの電車
ちょっとこわいねぇ
あまりにローカルの人ばかりだから途中で不安になって地球の歩き方をみると、途中で車両が切り離されることもあるとのこと。この車両でいいのかなぁ、と「マテーラ?」と近くの人に聞くと「next next next next」と。ここがマテーラかと聞いていると思われたみたいです。まだまだ先なのはわかっているんだけど、、、ね。とりあえず正しい電車ではあるみたいです。その人は降りる時に残っている乗客にマテーラ情報を聞いてくれて「アルタムーラで切り離されるからnext車両にchangeしてね(地名と英語以外は推測)」と教えてくれました。ありがとう。
今日はやたらとローカルの人に話し掛けられる日でその後もおじさんに・・・。イタリア語わかればおもしろいのなぁ。でも、「No italiano」っていってるのに「寒いねぇ」とかいろいろ(他はわからなかった・・)話し掛けてきました。こんなとき、どういう反応をすればいいのか迷うよね。
どんどん人が減って、みんながおりてしまったのでここがアルタムーラだと思って車両をかえようとしました。念のため同じ車両にのろうとしてるひとに「マテーラ?」ときくと、さっきの車両をさして「マテーラはあっちの車両」と。誰を信じればいいんだぁ、と思い隣の電車の運転手に「マテーラ?」と聞くとやっぱりさっきの車両を指します。乗り換えなくてよかったのね、ともう一度のりなおし。。。切り離されて無事出発しました。それにしても、このローカル電車、暖房なんてないみたいでとっても寒い。そして、どんどん人がいなくなってマテーラの中央駅についたときには私一人に。(他の車両にはいたみたいだけど)うーーん、さみしい。そらはどんより、電車は古く、とっても寒く、人もいない。往々にして私が好きな小さな田舎町にいく交通の便は悪いのだけど、「陸の孤島マテーラ」と呼ばれているだけあります。よっぽど強い意志がないとめげちゃいそうな1時間半の旅でした。
宿探し

そして、マテーラも雨でした。明日のために電車の時間をひかえてからは宿探し。世界遺産の「サッシ地区」というのがここの見所なのですが、そのエリアに宿があると言うことで電話してみます。イタリア語で「camera singola oggi(部屋 空き 今日)」とひどいイタリア語を並べると、分かってくれたみたいで返事が返ってきました。でも、わからなくて何度も何度もききかえすと「オキュパート」と。ようやくいっぱいだということがわかりました。もう一軒もいっぱいだったし、しかたないね。ぶらっとした旅でもどうしても泊まりたい宿があればそこだけはちゃんと日本で予約してこないとだねぇ。今回のサッシ住居に泊まるのは思い付きだったからしかたないねぇ、と地球の歩き方にのっているペンションを目指すことに。駅にとっても近い1つ星もあったのですが、ユースで懲りている私はその倍してもいいところにとまろう、と二つ星(それでも二つ・・・だけど)を目指します。これまた迷子になっていたら「Are you lost?」ときれいなお姉さんが聞いてくれました。「Yes. I am looking for Il Piccoro Arbergo.」というと、今来た道を指して「そこにあるよ。」と。指差されたほうをみると看板があります。そして、彼女の飼い犬らしい犬が私の目の前を走ってそこにちょこんと座ってくれました。ありがとう。「地球の歩き方 南イタリアとマルタ」はいろいろと間違い情報が多く、今回も地図が間違っていたことが原因でした。(帰国したらちゃんと訂正情報を送ろう。)
宿に入って「Camera Singola?」と聞くと、あるよ、と若いおにいちゃん(というか子供)が。「Quant`e?(いくら?)」と聞くと、教えてくれたのですがまだまだ二桁の数字の聞き取りは苦手です。片手を広げてくれたので多分50ユーロかなと思って「OK」と伝えました。部屋に入って大感激。今までで一番落ち着けそうなアットホームな雰囲気の部屋です。そしてなによりとってもあったかくて雨で冷えた私の体には極楽でした。お湯をチェックするとちゃんと出るし、ベットは大きいし。大正解!

これが駅前、閑散と
した中電話しました

ホテルの看板発見!
(上の丸いの)

部屋はあったかーくて
広くて快適!
早速サッシ地区へ
体が温まったところでさっそく出かけてみることに。なによりお昼ご飯が食べたくて。既に時刻は3時半。空腹を通り越しています。この時間帯はお店も閉まっているからか、人気がありません。Information Centerで情報収集しようと思うも、またしても地球の歩き方の地図のところには見つからず・・・。地元の人に聞いてみると「わからないけど、あっちのほうよ。」と街の中心を指します。あきらめて、街の中心の広場に向かっていくと、サッシ地区が展望できるポイントがありました。そこでサッシ地区を目にした私は・・・言葉を失いました。サッシとは洞窟住居のこと。厳しい自然の地形を利用して穴を掘ることで家を作って昔人がすんでいたのです。人っ子一人歩いていないその街の景色は時が止まったような、息もしていないようなそんな雰囲気でした。ゴーストタウンというには美しい、でも生活感のまったくないそのエリアは別世界であり別の時代にタイムスリップしたよう。そんな景色に取り付かれてしばらくぼーっと眺めていました。
そして入り組んだ道と階段を見て、「サッシ地区のホテルにしなくて良かった。」と安心したのでした。間違いなく迷子になってた・・・ね。さて、早速この私が一目ぼれした街の散策開始!です。

これが広場の建物
どうやら映画館らしい

広場の真中には噴水が
後ろのアーチをくぐって展望台へいくと

サッシ地区のこんな景色がひろがっていて、息を呑みました
頭をがつーんとなぐられたような「なにこれ・・・」という印象
ただただ呆然とたちすくみました。
曇り空がいっそう不思議な雰囲気をひきたてています。
とりつかれた私
私はヨーロッパの歴史的な小さな街をぶらぶらと歩いて周るのが好きだ。地図も持たずはじからはじまで歩きながらその美しさにため息をつく。タイムトリップしているような錯覚におちいりながらカメラを向ける。でも、世界遺産にも登録されているサッシ地区は私が訪れたいくつかの小さい街とは全く異なっていた。一度入ったら出てこられないような、そして幽霊が出てきてもおかしくないような、そんなちょっとぞくぞくっとする美しさなのだ。広場から階段を下りて、アーチ状の穴を通るとそこがサッシ地区。「サッシには雨が似合うなぁ。」と思ったその瞬間、さっきまで止んでいた雨が降り始めた。傘をさして震えながらセピア色の街並みを歩きます。石畳と言うより、石を敷き詰めて作った細い道と階段を気の向くままに。本当に誰もいななくて物音もしません。と思ったら「クルルルル」とはとの鳴き声が。ふと声のしたほうを見ると、洞窟に住み着いている鳩のようです。「クルルルル」という悲しげな声だけがひびきます。どこに続いているのかもわからない道が迷路みたいで、もとに戻れるのか心配になりながら、でもすっかり取り付かれてしまった私はどんどん進んでいきました。
そして、あるエリアにようやく人の気配を感じて安心。お腹がすいたことを思い出してレストランの場所を聞いてみようと階段を登ると人がでてきてくれました。でも、この時間はどこもしまっていて7時にならないとあかないよ、、と。「Seven o'clock...」(その時は4時ごろでした)と落胆している私を見て「このエリアはどこも閉まってるけど、サッシ地区を出ればサンドウィッチとかパンとかあるよ」と親切に。「教会は?」ときくと「Everything is closed now.」と。お腹に負けて戻ろうかとも思ったけど、このエリアをまだまだ歩いてみたかったので我慢。そして!ようやく開いているお土産やさんを見つけました。そこで、ポテトチップと水と、ピザ味のクラッカーを購入。それに絵葉書をたくさんと英語のガイドブック(本当にとりつかれたのです)。変な日本の観光客に移ったことでしょう。
ポテチとクラッカーを食べながらさらに散策。日が落ちる前に戻らないと、と思いながらも戻ることができません。まだまだここで歩いていたい。寒くなければもっともっといてしまったかもしれませんが、ゆっくりと戻ることに。徐々に日が暮れていって暖かいオレンジの街燈がついていくその景色もロマンチック。ゆっくりゆっくりかみしめるように、そして迷子になりながら広場に戻った時、鐘が鳴り響きました。それもちょっと控えめな。5時です。そして、真っ暗になった広場には人が増えていました。ナポリでもそうだったけど、イタリアの活動時間は午前中と夜みたいです。もう一度展望台から夜景に変わったサッシ地区を眺めて・・・ため息をつきました。今まで行ったことのあるイタリアの街で一番好きなところは?と聞かれたら間違いなく「マテーラ」と答えるでしょう。ちょっと写真が多いですが、一緒に散歩をお楽しみください。

階段をおりると洞窟の先に
サッシ地区があります

くぐりぬけたとたん
こんな景色

雨が似合うのにと思ったら
本当に雨が・・・

人気はまったくなく
さみしい限りの街並み

洗濯物があるのを発見!
住んでいるんだ(でも、雨だよ・・)

ちょっと広めの道路には

車もとまってました

積み重なるように建てられた
洞窟住居の数々

つたがからまって
すっかり廃墟があるかと思えば

きれいに改装されて
中にはコンピュータが

ここはなんだろう・・・
そっと中をのぞいてみました