長〜い機内といまいちのサービス
なんと、ミラノまで12時間もかかるとのこと。(そんなこと、調べとけーという感じですが、私は飛行機でどれくらいかかるかとか全く興味がなくて・・・)その間ご飯が2回。1回目のご飯はイタリアンか和食か選べてなかなかおいしかったのだけど、2回目のはちょっといまいち。映画はビデオで見れるので、自分のペースで見れて良かったかな。でも、なかなかサービスが始まらなかった。「Stepford
wives」というのとシルクドソレイユ(AllegriaUを公演しているグループ)のビデオを見た。あとは寝て、起きて本を読んで、計画を立てて、イタリア語の勉強をして、写真とって、、、というのの繰り返し。後半はほとんど寝ていた気がする。12時間は思ったより長くはなかったなぁ。
途中で無性に喉が渇いて(ビールを飲んだためだと思われる。)スチュワーデスさんを呼ぶボタンを押してみた。なんにもおこらない。ふと上を見るとランプが消えている。もう一度押してみた。何もおこらない。そしてランプが消えた。なんだか悔しくなって5回くらい押しては消え・・・を繰り返したあと(笑)、ようやくきてくれた。それもなぜか二人しか乗っていないという日本人が。このあと、この人に会う事はなかったのですが、呼んでいる人が日本人だってわかったのかなぁ。せっかくイタリア語を使いたくって、でも周りの人を起こさないようにと思って、紙に「ブラッドオレンジジュースを下さい」ってイタリア語で書いてたのに・・・。残念。
さらに、トイレに行くタイミングを逃して、2回目の食事の直前に席を立つとスチュワードさんに「You
can not go now. Sit down.」と子供のように怒られ・・・。2回目の食事でワインを飲みたかったのに我慢しなきゃいけないことに(泣)。日本とのサービスの違いを感じてしまったのでした。
ようやく使えたイタリア語
ミラノで乗り換え。マルペンサ空港はなかなか広く、さすが、というくらいブランドの店がたくさんあった。でも、ここで見てはいけないと我慢。普通のDFSで乾燥対策にボディーローションを買うだけで我慢しました。最初の店で買おうとすると「あなたの飛行機はAターミナル発、ここはBターミナルだから買えないよ。」と。なんだそれー。なんだか知らないルールがいろいろあるみたい。
喉が渇いたから何か買おう、と思ってBARへ。そこでもってきたイタリア語の本で勉強した単語を使おうと思ったのに、結局「A
bottle of water, please」と英語になってしまった。悲しい・・・と思い再度イタリア語のお勉強。スペイン語と似ているから覚えやすい。pleaseが「Por
favor(西)」「Per favore(伊)」、How are you?が「Como estas?(西)」「Come
sta?(伊)」と言った具合。数字も似てる。スペイン人の友達がイタリア人の話していることはなんとなくわかるっていっていたなぁ。日本人にとってありがたいのは、ローマ字読みすればいいということ。そして、カタカナ読みで通じると言うこと。この旅では頑張ってイタリア語を話そう!そう改めて決意したあと、ようやく使う機会が。今度はコーヒーが飲みたくなったのだ。そこでイタリア語で注文すると、ちゃんと「Uno
treinta(1.30)」と値段が返ってきた。「Uno Capuccino, pre favor.」って言っただけだけどね。通じることが嬉しいんだよね(^^)
最初の難関タクシー
さて、今日の最大の難関のタクシー。なんといっても前回のポルトガルのいやーな経験(50ユーロも請求されて、深夜に言葉も通じない中タクシーの運ちゃんとけんかした)のがあったから、今回はあらかじめホテルに、タクシーのレートを聞いていた。15ユーロだというメールの返信をちゃんと印刷して。タクシー乗り場につくと、「Taxi?Taxi?」と声がかかる。「○○ホテルに行きたいのだけどいくら?」と頑張って「Quant'e?(いくら?)」だけはイタリア語で言ったのに「twenty-five」と言ってきた。「高い!」と思ってホテルの人のメールを見せて「fifteen」と交渉開始。相手は「twenty」と主張してゆずらない。そして、英語とイタリア語のちゃんぽんで説明を始めた。これも、お決まりの「お昼はこの値段だけど、夜、この時間だから高いんだよ。」という本当かどうかわからない主張。他のタクシーにも聞いてみようかと思ったけど、まぁいいかな、と思い乗り込んだ。でも、このタクシーメーターも見当たらない普通の車だったんだよねぇ。車の上にはちゃんとTAXIって書いてあるけど・・・。そして、ホテルに近くなった頃、「two,
three minutes. I speak English a little.」と話し掛けてきた。とりあえず控えめの笑顔で対応。(ちょっとびびっていた。)そうすると、「in
hotel sleepだよね?central stationはnightはdangerousだから移動は明日のmorningにね。」みたいな感じで話しつづけていた。「Rolexはとられちゃうよ。」と言われたので「Rolexしてないから大丈夫だよ。」と、今考えたら変な会話だ。結局ちゃんと送り届けてくれたので、お約束の20ユーロ+1ユーロチップであげました。ぼられているのが通常料金なのかはわからないけど、でもいやな思いもせずちゃんとホテルについたのでよしとすることにしました。とりあえず、第一難関突破!
カプリ地区へ行くのに一苦労
カプリ島は大きく分けて二つの地区に分かれます。カプリ地区とアナカプリ地区。(余談ですが、イタリア人の発音は「カップリ」みたいな感じでとてもかわいい。)しか〜し、私も目標はそこではなく青の洞窟。Information
Centerで「青の洞窟は今日はいけないの?」と聞くと「いけない。」とのこと。そして「明日は?」と聞くと「Maybe」と。Maybeって英語だとっても確立が低いんだけど、、、わかって使っているのかなぁ、それとも「多分」くらいののりなのかなぁ。そこで「ここにかけて聞いてみたらいいよ」という電話番号をもらい、地図をもらいカプリ地区へむかうことに。
カプリ地区へはロープウェーがあるということだったのに、のに、のに、止まっている様子。タクシーにすごい行列ができていたのだけどとりあえず並んでいたら、オレンジ色の小さいバスが来た。このバスが上にあるカプリ地区に言ってくれるらしい。1台目、いっぱいでのれなかった。2台目、乗る直前でみんながチケットを持っているのに気が付いて隣にいたドイツ人に「Entschludigung,
wo kann mann die Karte kaufen?」とドイツ語で聞いてみると「Darueben」と。見ると遠くにチケット売り場が。チケット売り場に買いに行って戻ってくるまでに2代目も行ってしまった。ドイツ語を聞くと思わずしゃべりたくなってしまう私、相手からしたら日本人が急にドイツ語はなしてきてびっくりしただろうなぁ(笑)。そして次をまっていると、「Excuse
me」とアジア人に話し掛けられ「Yes」と言うと「Japanese?」と。日本人に英語で話し掛けられるなんて・・・あまり日本人に見えなかったのでしょうか。チケットの買い方を知りたかったらしく、教えてあげました。そして3代目にようやくのれました。ガラガラだったからよかったかな。バスは右に左に180度に近いカーブを曲がりながら登っていきます。バスの大きさが小さいことにも納得。すれちがうのがやっとなのです。何回カーブしたでしょうか。終点=カプリ地区に到着。バスが泊まったところより先は歩行者天国のようです。
空腹に負けてお昼
カプリ行きのバスにのるために中心部にあるバス停へ。近くの路地にひかれてすこしぶらぶらしてみました。細い路地に白い建物や石の壁やお店がならんでいてとっても私好み。シーズンオフで残念ながら半分以上のレストランとお店はしまっていたけど、それでも充分楽しめそうです。そしてバス停に戻ってバスをまっていたのだけど、なかなか来ず、お腹がすいてすいてたまらなくなってきました。Micheyの座右の銘(?)「腹が減っては戦はできぬ。」ということで、予定を変更してまずはアナカプリ地区でお昼を食べることにしました。ぶらぶらとメインストリートを歩いてみてもなかなか空いていて人が入っているレストランがない。しばらくいってふと横の路地を見ると「trattoria」という看板が。外のテーブルには人もいていい感じ。銀のトレーにむぞうさに乗っているお魚も気に入りました。
サンタクロースみたいなおじさんに「Anything
to drink?」と聞かれたのでここの名産でさっき売られていたのを飲もうとメニューにはなかったけど「リモンチェッロ」と言うと「Water?」と。お水も頼んだほうがいいのかなと、「Yes」と答えました。その後おじさんは他のお客さんとイタリア語で「この子リモンチェッロ飲むって言うんだよ・・・」と笑ってます(多分)。リモンチェッロってとってもとっても強いレモンのリキュールなんだけど、お昼と一緒に飲むものではないのかなぁ。でも、ちゃんと自家製のを持ってきてくれました。とっても強いけど、レモンの香りがよくて飲みやすい危険なお酒でした。食べ物はトレーにのっていた魚。小さいのが良くて「Piccolo」と頼んだのは私だけど、食べ終わっても満腹感はなく、これまたトレーにのっていた自家製のラビオリを追加注文して笑われました。だって、、足りないんだもん。これでしめて40ユーロ。カプリ島はリゾート地だけあって物価が高いようです。つよーいリモンチェッロでほろよいになりながら、今日行くところを考えます。どこも2時とか3時に閉まってしまうことが分かったので今日はアナカプリ地区を攻めることにしました。
チェックアウト
8時15分の電車なので、朝ご飯の後休む間もなくチェックアウト。「Are
you leaving?」と支配人らしきおじいちゃんは悲しそうに。「すごく良かったから、またくるからね。」と伝えました。このホテル今までで一番安かった(65ユーロ)のだけど、一番アットホームで良かった。二つ星なのに部屋はきれいだし、狭くないし、窓はあるし、そしてフロントに何人も人がいて駅の近くだけど安心な感じだし、みんないい人だし、なぜかびっくりするくらいおしゃれだし。リガーロ君はかわいいし。最後にみんなの写真をとって、「メールするからね。」とバイバイしました。そしてリガーロ君には特別に日本のお城の写真がのったメトロカードを「カストロ ジャポネーズ(日本のお城)」と言ってあげました。
ホテルの人々、右からデーブ・スペクター似のフロント、リガーロ君、マネージャー、朝来た人
まずはカゼルタへ
ナポリの中央駅は朝早いというのににぎわっていました。手元に7ユーロしかなかったので、ATMを探したのだけど見つからず・・・。しかたなく2ユーロだけ使って絵葉書を買い、残りの5ユーロは大切にとっておくことにしました。食べ物も飲み物も買わず。そして、これがあとで大変なことになるとはつゆしらず。 いよいよ出発と、昨日買った切符を片手に何番ホームか調べます。そして、スタンプをガチャンとやって(これでようやく切符が有効になるのです)目的のホームにいる電車へ。これはヨーロッパのどこの駅でも大体同じシステム(スタンプはないところもあるけど)なので、慣れたもの。でも、どうやらぼーっと立っていると迷子に見えるらしく、また話しかけられました。でも私のイタリア語は単語レベルなので、「???」という顔をしていると、「Where
are you going?」と。「カゼルタ」と答えて「Platform 10」とわかっていることを主張したのだけど、なぜか「eight?」と。「No.
Ten.」と言うと、「OK」といって去っていきました。ひょっとして旅の友を探していたの?さらにホームで待っていると、「カゼルタ行きはこの電車?(推測)」とイタリア語で話し掛けてきたおばさん。「Si」と答えるとまた、ぺらぺらーっとイタリア語で。ここは肩をすくめます。でも、この会話、成立してたみたいでその後もイタリア語で話し掛けられて参った参った。ホームに泊まっていた電車ではなくて、その隣に来た電車がカゼルタ行きでそれにのったのでした。二人ともちょっと混乱してたから、うまく意思疎通できちゃったのかも。 ここからは「ヨーロッパの電車の乗り方」と「世界の車窓から 南イタリアパート1」をお楽しみください。
InterCityで迷子!?
次の電車はレッチェまでいくIC(InterCity)。私が知っている限りICはICE(InterCityExpress)の次に速いの電車でヨーロッパじゅうを走ってます。電車の色も見覚えのある白と赤。なんとなく安心して乗り込みました。しかーし、ここで問題が。ICは全て指定席だと言うことを忘れていたのです。私が乗ったのは5号車。ふとチケットを見ると9号車とあります。一度降りると置いてかれそうだし頑張って移動するかなぁ、と移動していたのだけどいっぱい人がのってきてみんな自分の席へといそぐし、荷物はお互い大きいし・・・と移動できません。電車の真中で向こうから来る相手と立ち往生してしまったので、引き下がってとりあえず空いている席に座りました。でも、こんな時容赦なく人にぶつかっていくイタリア人にはちょっとむっとしたりして。人に気を使うことでは世界一の日本とは違うよね。仮の席でしばらくみていると、男の子たちが自分の大きな荷物をなんとかいろんな所に片付けています。それが一段楽したところで移動開始!ようやく自分の席を見つけたところで、検札が。チケットをみせると「This
is not your seat. Next train.」と。はぁ、まだ8号車だったのね。 9号車で今度こそ自分の席に着いてからは落ち着いて本を読んだり、年賀状がわりの絵葉書を書いたり。そのうち気持ち悪くなって酔い止めを飲んで寝て、写真をとって。。。車掌さんに「A
che ora Bari?(何時バ-リ?)」と聞くと「One o`clock」と。景色は気づけば平野になり、そのうちオリーブ畑が出てきて、そして海が遠くに見えてきました。
マテーラ行きの電車
さぁ、今度はマテーラに行くためにまたまた超ローカル線に乗り換えます。電車までの時間にお昼を買おうと思ってとりあえずチケットを買うことに。「Che
ora?(What time?)」ときくと「due(2)」と返ってきたので「two o`clock?」と聞くと、「No. in two
minutes」と。え、時間ないじゃん。時計を見ると時間は既に1時45分。ここから1時間半はご飯にありつけないことになります。悲しい、けどしかたないね。ホームへといそいでいるとまた、その辺のお兄ちゃんが「El
treno?(電車?)」と聞いてきたので「Si(Yes)」と答えると、上だよ、と教えてくれました。階段をかけあがるとぼろーーい電車が。ものすごいいたずらがきでちょっとこわかったけど、とりあえずのりました。
ペイントづくしの電車
ちょっとこわいねぇ
あまりにローカルの人ばかりだから途中で不安になって地球の歩き方をみると、途中で車両が切り離されることもあるとのこと。この車両でいいのかなぁ、と「マテーラ?」と近くの人に聞くと「next
next next next」と。ここがマテーラかと聞いていると思われたみたいです。まだまだ先なのはわかっているんだけど、、、ね。とりあえず正しい電車ではあるみたいです。その人は降りる時に残っている乗客にマテーラ情報を聞いてくれて「アルタムーラで切り離されるからnext車両にchangeしてね(地名と英語以外は推測)」と教えてくれました。ありがとう。 今日はやたらとローカルの人に話し掛けられる日でその後もおじさんに・・・。イタリア語わかればおもしろいのなぁ。でも、「No
italiano」っていってるのに「寒いねぇ」とかいろいろ(他はわからなかった・・)話し掛けてきました。こんなとき、どういう反応をすればいいのか迷うよね。 どんどん人が減って、みんながおりてしまったのでここがアルタムーラだと思って車両をかえようとしました。念のため同じ車両にのろうとしてるひとに「マテーラ?」ときくと、さっきの車両をさして「マテーラはあっちの車両」と。誰を信じればいいんだぁ、と思い隣の電車の運転手に「マテーラ?」と聞くとやっぱりさっきの車両を指します。乗り換えなくてよかったのね、ともう一度のりなおし。。。切り離されて無事出発しました。それにしても、このローカル電車、暖房なんてないみたいでとっても寒い。そして、どんどん人がいなくなってマテーラの中央駅についたときには私一人に。(他の車両にはいたみたいだけど)うーーん、さみしい。そらはどんより、電車は古く、とっても寒く、人もいない。往々にして私が好きな小さな田舎町にいく交通の便は悪いのだけど、「陸の孤島マテーラ」と呼ばれているだけあります。よっぽど強い意志がないとめげちゃいそうな1時間半の旅でした。 宿探し
そして、マテーラも雨でした。明日のために電車の時間をひかえてからは宿探し。世界遺産の「サッシ地区」というのがここの見所なのですが、そのエリアに宿があると言うことで電話してみます。イタリア語で「camera
singola oggi(部屋 空き 今日)」とひどいイタリア語を並べると、分かってくれたみたいで返事が返ってきました。でも、わからなくて何度も何度もききかえすと「オキュパート」と。ようやくいっぱいだということがわかりました。もう一軒もいっぱいだったし、しかたないね。ぶらっとした旅でもどうしても泊まりたい宿があればそこだけはちゃんと日本で予約してこないとだねぇ。今回のサッシ住居に泊まるのは思い付きだったからしかたないねぇ、と地球の歩き方にのっているペンションを目指すことに。駅にとっても近い1つ星もあったのですが、ユースで懲りている私はその倍してもいいところにとまろう、と二つ星(それでも二つ・・・だけど)を目指します。これまた迷子になっていたら「Are
you lost?」ときれいなお姉さんが聞いてくれました。「Yes. I
am looking for Il Piccoro Arbergo.」というと、今来た道を指して「そこにあるよ。」と。指差されたほうをみると看板があります。そして、彼女の飼い犬らしい犬が私の目の前を走ってそこにちょこんと座ってくれました。ありがとう。「地球の歩き方 南イタリアとマルタ」はいろいろと間違い情報が多く、今回も地図が間違っていたことが原因でした。(帰国したらちゃんと訂正情報を送ろう。) 宿に入って「Camera
Singola?」と聞くと、あるよ、と若いおにいちゃん(というか子供)が。「Quant`e?(いくら?)」と聞くと、教えてくれたのですがまだまだ二桁の数字の聞き取りは苦手です。片手を広げてくれたので多分50ユーロかなと思って「OK」と伝えました。部屋に入って大感激。今までで一番落ち着けそうなアットホームな雰囲気の部屋です。そしてなによりとってもあったかくて雨で冷えた私の体には極楽でした。お湯をチェックするとちゃんと出るし、ベットは大きいし。大正解!