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2006年2月 Michey's 旅日記 Part1 (パリ編)
2006/2/22 〜 2/25

プロローグ
1日目 最初からハプニング でも無事パリに到着!
2日目 収穫があったようななかったような

3日目 大きな荷物と大格闘!かなりへとへと・・・
4日目 予定通り「のみの市」へ。そしてミラノへ!
4日目 Part2(ミラノ編)へ

*プロローグ
2月にはMichey's Squareのメイン商品のひとつであるMUSIビーズアクセサリの春夏コレクションが発表になる。それはだいぶ前から知っていた。さらにアポを取ってなんとか会いたい取引先もある。「行くべきか、行かざるべきか」悩んでいるうちにどんどんと時間が過ぎていった。行くならいろいろ回りたいし、準備したいし。

でも、結局最終的に決めたのは、飛行機のリミットの17日。出発5日前の出来事でした。それからの5日間はいそがしかったー。ホテルを決めたり、行く先々のエッセイを買って読みあさったり。日本で土地勘をつけるのは難しいので、でも現地では効率的に回りたいので、できる限りの情報収集。雑貨エリアとよばれているところがどこにあるのか。パリの本は山ほどあった。ほかの地域は・・・自分で探すしかないのかな。でも、ある意味これは現地で頑張りがいのあるチャンス。

そして、「行くことにしたよー」とイタリアにメールしたり、電話したり。お目当てのところのアポは取れなかったけど、時間ができたらあってくれるということだったので、そのための資料もすべて準備。しらべているうちに、ベネチアのカーニバルのフィナーレの日にいけることがわかり、大興奮しながらネットサーフィンしたり、ホテルを予約したり。

もちろん、荷物も準備し、足りないものを購入。さらにはスロベニアの情報を収集しようと前日には大使館へ。迷子になりながら探した割にはそっけなくてがっかり。そして、アドバイザーの人に大切なドキュメントを頂き、最後の夜にようやくミラノの宿をとって、当日にスロベニア大使館でもらったDVDを流し見して、さぁ、しゅっぱつーーー!となったのでした。

友達に借りたダウンと折り畳みキャスター わかりにくかったスロヴェニア大使館 表札もさびさび、読めないよー

*1日目:最初からハプニング でも無事パリに到着!
*ニアミス*
朝、一人旅友達から突然のメールがはいってびっくり!「今日からイタリアにいきまーす!アルベロベッロにもいってくるので、Micheyさんがいたお店も行きますね。」と。ポルトガルを一人旅していたときにあった学生で、「ポルトガルの会」と題しては一人旅同士であった4人で時々飲んだりしている人の一人。とってもびっくりして思わず電話。
「同じ飛行機だったら楽しいのにな。」なんて思っていたらイギリス経由なのだそう。でも、20日間でローマ、アルベロベッロ、クロアチア、ベネチアと回るって・・・思いっきりニアミスじゃないですかぁ。おしい!うまくいったら現地で合えたのにねぇ、Tちゃん。

*クレジットカード紛失事件!*
事件は出発の15分前に起きた。前回と同様「クレジットカードの使えるタクシーをお願いします。」と電話すると「15分くらいかかっちゃうけどいい?」と気のいいおばちゃん。15分もかかったら予定の電車に乗り遅れちゃうけど・・・めずらしく失敗。でも、それはなんとかなるだろうと最終荷物チェック。・・・一番大切なクレジットカードがない!

なぜ、わざわざクレジットカード付のタクシーに乗るのか。それはCitibankEliteの海外旅行保険のため。交通機関やホテルで使用した時点から海外旅行保険が適用になるのだ。そして補償額もかなりいいため、他の保険には入らずにこれを愛用している。つまり!カードがない=保険適用とならない=クレジット用のタクシーも無意味。ありとあらゆる場所をひっくり返して探す。制限時間は15分。出てきた母に伝えると、すぐにタクシー会社に電話してくれて事情を説明してくれてキャンセルしてくれた。そして「落ち着いて探しなさい」と。

でも、何度探してもない。引き出しにも普段使っている財布にも、もって行く予定の財布にも、机の上にも。その時、母の一声「手帳の中じゃないの?」。見てみると・・・ありましたーー!やったーーー!ありがとう、お母さん。

「前も同じことやってたから、そうじゃないかと思った。」と。そしてタクシーの会社に電話してくれました。「そうなんです。見つかったんです。お願いします。」と気のいいおばちゃんに説明しているのを聞きながら母に感謝。困ったときの母頼み。さすがです。
海外に行くときは、リスク分散のために、カードなどは収納場所を分けている。でも、これがくせもので、今回のようなことが起きちゃうんです。
なんとか無事にタクシーに乗て、当初とは違う経路で無事に12時過ぎには空港に到着!

*用事をこなしているうちに最終案内*
さぁ、空港についてもまだまだ用事がありました!まずは、航空券を受け取ってチェックイン。「今日は満席ですのでお席の自由はききません」といいなれながらも窓際をゲット!(それに、今飛行機の中だけど、隣の席は開いている。)荷物は16キロでいつもに比べたらとっても軽い!もちろん、これも買い付けのための努力の結果です。
次に向かったのが銀行。ついた夜にタクシーに乗るかもしれないから、その分くらいは手元にないと危ないと、いつも1万円くらいを両替する。149円とレートがとっても悪くてショック。思わず「円高ですね。」といったら「円安です。」と直され、赤っ恥。「空港だからレートが悪いんですか?」ときいたら「うちの銀行はどこでもこのレートです。」と。責めるつもりはなかったのですが、恐縮するお姉さんに、ごめんなさい、と言ってしまいました。ちなみに、第一ターミナルだったので東京三菱UFJ銀行の両替専用窓口にて両替しました。次回から、現金を持ち帰ってくるようにしよーっと。

さぁ、次はコンビニの場所を聞いて「地球の歩き方」をコピー。少しでも荷物を軽くするためには本を減らしたいと思い、中欧ヨーロッパのスロヴェニアのところだけをコピーしました。ついでに、お昼の変わりにチーズマフィンを買い、ロビーで座って食べてちょっと一息・・・つく暇もなく自分宛に「地球の歩き方」を送るべく、封筒に宛名書き。郵便局で出した後は、JCBカウンターへ。

飛行場に合ったお雛様。外人との話題に。
いつも、海外旅行に行く前にはJCBカウンターで行き先を伝えて、パンフレットをもらいます。高級店ばかりがのっているのでそんなに現地で活用することもないのですが、日本人が行くところ(=既に日本に入ってきているブランドや雑貨)を避けるために、そして今回はパリのガイドブックを1冊も持っていかないので(エッセイは3冊ももっていくのにねぇ(笑))メトロや街の地図をゲットするためです。地球の歩き方がないって、結構不安・・・。ちなみに、VISAでもパンフレットをくれますが、JCBの方がパンフレットも詳しいし、特典(キャンペーン参加)や割引券がついているのでおすすめです。残念ながらスロベニアのパンフレットはありませんでした、やっぱりマイナーなのね。

そうこうしているうちに1時20分。最終登場時刻まで残すところ20分。ようやく中に入ることにします。手荷物は今回はひっかからず、パスポートコントロールもすんなり。出国カードがなくなって(ってだいぶ前だけど)楽になったよねぇ。

中に入ったら、今度は免税店。ファンデーションがきれかけていたので購入したかったのです。(一言:Micheyがお化粧をしていないと思っている皆さん!ちゃんとしてるんですよーー。しかも海外もの、って自慢するところではないですが(笑)。)JALの免税店を目指すも見当たらない。ブランドショップの店員さんに聞いてみると「第一ターミナルにはありません」と悲しいお返事。しかたなくDFSで購入して、ようやく搭乗口へ。1時40分ぎりぎりです。

「入る前にお手洗いに行きたいんですけど、一番近いのはどこですか?」と聞くと「中に入ってからすぐありますから」と言われてしまいました。そうだよね。ぎりぎりだもんね。おとなしく、搭乗しました。

*JAL機材とアリタリア機材の違い*
今日の飛行機はアリタリアでした。コードシェア便の場合、JAL機材のこともあればアリタリア機材のこともあります。(そもそも今日のこの便がコードシェア便なのかどうかもしらない・・・けど。)中に入るとその違いは一目瞭然!日本語の新聞ではなくイタリア語の新聞ばかり。当然、雑誌なんかはない。イタリアの乗務員やお客さんが多く、懐かしい言葉が飛び交っている。放送は、「イタリア語→英語→日本語」の順番。そして、通路でぺちゃくちゃおしゃべりするイタリア人。でも、機内食はやっぱりヨーロッパ便のほうがおいしいと思うのです。ラザニアにチキン(これも、一口サイズに切られていないところがイタリア。)そして、ハムにチーズにクラッカー。つくまでにいろいろ考えたり、次の出張のための履歴書をつくらないといけないのでアルコールは・・・と思ったのですが、ご飯を見たらやっぱりたのんじゃいました。ビール(^^)

1回目の食事:ラザニアと切ってないチキン イタリアのビールでーす♪
2回目の食事は・・・いまいち 必ず取ってしまう空の景色

*再会*
飛行機の中で見覚えのある顔を発見!なんとアルベロベッロの「陽子の店」のお手伝いをしていたときに、添乗員としてお店に来た方。声をかけると覚えてもらえておらず・・・悲しい。めがねがいけなかったんだろうか。(飛ぶ日は寝るという前提上、メガネなのです。)コーヒー入れて(しかもわたしが!)一緒にテーブル囲んで、話したじゃないですかぁ。いろいろ添乗員さんのエピソード聞けておもしろかったのに。割とインパクトが強い方だと思っていただけに(笑)ショック。ちなみに、今回はシチリアとマルタのツアーなのだそうです。「この前も陽子さんのところいきましたよー」なんていってました。イタリアメインなんで添乗されているようです。お手洗いに立ったときにちらっとみたら、白い紙に予定などを書いてとてもお忙しそうでした。仕事となると大変だよね。

*かくゆうわたしも*
いえいえ、ひとごとではありません。私もお仕事なんですから。とっても短くなってしまった2日半のパリ滞在で、どれだけの効果をあげられるか。これで後半の気持ちが変わってきます。持ってきた本を3冊ざっとよみ、どのエリアに行くかあたりをつけます。で、わかったこと。2日半じゃ足りません。秋の展示会に来るときには、もっと滞在しよう、なんて既に思ったりして。だって、本を見ているだけで、ほしいものがいっぱいあって、いきたいところがいっぱいあって。でも、今回のメインは展示会だから我慢!朝早くおきて市場に行ってみたりできるかな。相当ハードになりそうです。

とりあえずのプランが決まったのでちょっと落ち着こうかな、と思ってもなんだか寝付けず。この日記を書くことにしました(^^)。だいたい旅行日記って現地のことばかり書いているのだけど、空港の話を詳しく書くのもいいかなぁ、なんて思って。短い時間での情報収集や準備、役に立つところがあるかもしれないしね!

めずらしく、映画も見てません。これから、次回の買い付けのために持ち物リストをつくって、履歴書でも書こうかな。バッテリーが長持ちするパソコンばんざい!(でも、機内放送で「使用する場合は声をかけてください」って言っていたのがきになり、内心どきどき。だれもいないし、呼んでもこなかったんだもん、悪くないよね?)

そんなわけで、一度筆をおきます。


*今回の忘れ物*
持ち物リストを作っていて気がついた忘れ物。デジカメをPCをつなぐUSBケーブルを忘れました。ということは、メモリの範囲しか写真が取れない。そして、パソコンに移せないから日記やブログをアップできたとしても、写真がのせられない。悲しい・・・悲しすぎる。

*あまり練れず・・・*
色ーーんなことをしていたせいか、頭がさえちゃってぜんぜんねれず。「A Good Woman」という映画を1本だけ見ました。NYからアマルフィーに来た人の話で、見てたらアマルフィーに行きたくなっちゃった。素敵なリゾート地です。言語の切り替え方がわからなかったので、予習がてら英語で見ました。耳から英語を入れておくとなんとなくしゃべるときにスムーズだったりするんです。習うより慣れろ、ってやつ!?
そうこうしているうちに、次のご飯。こちらは冷たい食事でいまいち。プラスチックのナイフ&フォーク&スプーンセットを旅行用に、チーズ&クラッカーを時差ぼけ対策(へんな時間におなかすくから)に持っていくことに。スーパーで買ったヨーグルトとか食べたいときに、このプラスチックセットを重宝することになるんです。一人旅の知恵(^^)

*1時間早くついても・・・オリンピックショップ発見!*
そうこうしているうちに、ミラノ空港に到着。1時間早く到着したのですが・・・乗り継ぎ便の8時10分まで時間をもてあましてしまいます。おなかすいたーー、なんて思いながら歩いていたら「Olympic Shop」発見!早速入り、ピンバッチとキーホルダーをゲットしました。季節物だからちょこっとお土産やお店の特設コーナー(こちらからどうぞ!)に(^^)
ゲートの番号も早すぎて出ていないので、中央にあるイスでまたパソコンを取り出します。ためしに無線を検索してみたら・・・なんと3件もヒット!無線ジャックしようかな(元SEv(^^))なんて思ったけど、できませんでした。アメリカよりもセキュリティーがしっかりしているのは意外。1時間6.5ユーロで使えるサービスもあったけど、今日は我慢。
後ろからはドイツ語、スペイン語といろんな言語が聞こえてくるあたり、ヨーロッパにいるんだなぁと実感。それにしても、こうしてちょくちょくパソコンをひらけちゃうと日記がいつも以上に長くなってしまう。さて、ちょっとお仕事メールでも書こうかな。
いつも確認して感動してしまうレゴ オリンピックストアは期間限定♪

*パリまでは爆睡*
さすがに疲れてしまい、乗り換えの飛行機は走り出すと同時に寝てしまった。乗り物に揺られるとすぐ眠くなる私。危うく機内食を逃しかけて目を覚ます。サンドイッチに大好きなアーティチョークがサンドされていて感激!でもやっぱり眠たかった(または、おなかがすいてた)らしく、その証拠に写真が残っていない。食べた後はまたしてもすやすや。「とんとん」とスチュワードさんに起こされて、「イスを戻してください」って言われて到着することを知ったのでした。
この夜景は・・・ミラノかな(記憶が・・・) ミラノ→パリはAir Franceの機体、共同運航便

*近未来的空港*
飛行機を降りたとたん、ガラス張りの通路にびっくり!飛行場と飛行機をつなぐ通路が、普通は何てことない白い壁で時々窓がついている程度だけど、これが全てガラス張りなのだ。もちろん、となりの通路もその隣も・・。なんだか近未来にきてしまったようで映画の中のような光景。ちょっとまえのトムクルーズの映画を思い出してしまった。思わずカメラを取り出して写真を撮っていたら、後ろの人が「じゃまだよー」といわんばかりに追い越していった。飛行場自体も丸く、ガラス張りで宇宙人の乗り物があったらこんな感じなんじゃないかなーと思うような空間。とっても広いし、さすがシャルル・ド・ゴール空港。かっこいいのは名前だけじゃありませんでした。
ぼけた写真も味がある SF映画みたい人が集まってきます どこもかしこもガラス張りで近未来的

*ホテルまでの道のり*
いつもならタクシーで行ってしまうのだけど、ホテルの人が「ぼられるかもしれないよ」というので公共機関で行くことに。こういうとき、地球の歩き方、がないとこまってしまう。バス乗り場に行ってみるも、よくわからない。困っていたらツーリストらしき人に英語で話しかけられ、「北駅に行きたい」というと「バスより電車がいい」と。「GARE、G-A-R-Eという看板目指していってごらん。」と丁寧にスペルアウトまで。飛行場内の地図を見たり、インフォメーションで聞きながら駅へ。つながっているとはいえ、結構遠かった。チケット売り場で「3日券買ったらいつまで?」と聞くと、「今日もカウントされるからあさって。」と。おばちゃんな私は「そりゃー、もったいない」と今日のチケットだけを買ったのでした。これを明日後悔することになるとは、このときは思わなかったのでした。

駅のホームでは、結構たくさんの人がまっていました。18分にくるという電光掲示板。だがしかし!なんと18分になったらその表示が消えて、32分となった。キャンセルされたってこと?みんな何事もなかったようにまっているのが摩訶不思議。そして、フランスは結構、タバコが自由に吸えるみたいで、駅のホームでみんなすぱすぱやっていた。ちょっと前の日本みたいだ。

駅にある電光掲示板には
電車の時間と停まる駅
でも、この25分の電車は
来ませんでしたが・・・
そんなことを考えているうちに電車が来て乗り込む。黒人の人が多いのもフランスを感じるところ。明日来る予定の展示場の場所も確認できたしいい感じ。地上に出て、オレンジの光に浮かび出るような教会がみえたときは、「ヨーロッパに着たんだなぁ」と実感。そして、北駅(Gare de Nord)到着!

ここでもまだ安心できませんでした。なんせ、駅が広い!出口がわからない!行き止まりかと思って引き返したら自動であくドアだったり。メトロの乗換えなのか、出口なのかいまいちよくわからないなりにも、「Soldie」という看板を矢印に進んでようやくでれたーー!これまたホテルの人が「駅から500mだから歩けるよ!」といったのをうのみにして歩いていったのが間違い。やっぱり遠かったのでした。突然叫びさす人がいたり、突然テントが張ってあったり、あまり歩いていて気持ちいいエリアではないのは仕方ないね。大都市の大きな駅の近くというのはこういうものだし。そんなこんなでホテルに着いたのは結局夜中の12時をまわってしまったのでした。帰るときはタクシーを使おーーっと。(後日談:入れ違いでメールが来ていて「その時間だったらタクシーでくれば30ユーロくらいで11時にはつくから、そっちのほうがいいよ。」というアドバイスがホテルから来ていました。おそいよーー。)

*ホテルは失敗!*
チェックインを済ませ、なんと4階・・・の部屋に到着したとたん、今回のホテル選びが失敗だったことを知る。 やっぱり星は着いていないとだめなんだねぇ。ところどころ壁がこわれていたり、配線丸出しだったり、鏡がさびていたり、「やすやどーーー」 という感じで落ち着かないのだ。コンセントがなさそうであせると、ドアの横の電気のスイッチのした、という変なところにかろうじてひとつ発見。 さらに「シャワーはどこにあるの?」と聞くと「3Fにあるのだけど、1Fまで鍵を取りに来て、シャワーを浴びたらまた戻しにくるシステムなんだ。 」と肩をすくめて説明された。ちょっとした運動ではないか!あまりにつかれていて、ベットでうとうと。1時間くらいたってはっとして、寝る 準備をして寝たのでした。うーーん。長い1日だった。

2日目:収穫があったようななかったような*

*4時起床!第一関門、ホテルのドア*
時差ぼけなのか、安宿だからかめずらしく寝付けず、3時から30分後とに目が覚めた。買い付けのプレッシャーと緊張もあるのかな。「いいなぁ」とみんないうけれど、実際の買い付けは大変。たくさんみていると、だんだんわからなくなってくるし、頭の中ではお金の計算をしないといけないし、そして、なによりもいいものに出会えるかどうかの不安はとても大きい。「ちゃんとおきれたら、市場に行こう」と思って寝たはずなのに、「少しでもチャンスがあるところは行かなければ」に変わって4時に起床。今日は、MODAMONTも行くので、両方の準備をしたりしているうちに5時半。まだ真っ暗だけどさー出発です!

と思ったら、ホテルの入り口のドアがしまっている。どうやってあければいいかわからず四苦八苦。いろいろいじってみた結果、鍵はかかっていなかったみたいで開いて安心(^^)第一関門突破!

*第二関門、Gare de Nordで迷子*
駅までは昨日来たとおりに行くので問題なし!暗い道を足早に歩きます。駅付近はライトアップされていてきれい。古い建物が自然にたっていて、そこにオレンジの街灯があたる。ヨーロッパを感じる瞬間である。でも、長いこと感じている暇はない。写真だけとって駅の中へ。昨日の乗ったところに行けばいいはずだった。そして、3日券を買う予定だった。

ライトアップがきれい
注:早朝です

しかーーし!ここで問題発見。朝早すぎて窓口には誰もいないのだ。こんなことなら昨日、3日券を買っておくんだった。お金もないのでおろしたいのにATMは見つからず、チケットも機械からしか買えないらしい。でも、どうやって買えばいいかわからない。昨日乗ったのと同じ線だから、とまずはその入り口に行こうと思ったが、昨日は「出口専用」から出てしまったから同じ道を通れないことがわかり、迷子。仕方ない、じゃぁ、地下鉄を使おう!と思って矢印に従っていくも、行きつかない。あるいている途中で見つけた地図で、目的地がオルリー空港に近いことを知り、とりあえずそこまでのチケットをあっているのかどうかもわからずに買ってみた。(いまだに合っていたのかどうかわからない。)ようやく、改札の場所がわかり中に入ってみるけど、今度はB線がくるという「43番」ホームがない。目の前にたくさんあるのに、なぜか43番はないのだ。矢印があるので、ホームに行って真ん中にある階段を下ってみるけど、違うし。そこからまた戻る途中で気がついた。なんと、反対側(後ろ側)にもホームがあるではないか!そこに行って、次はどの方向に乗ればいいのかわからない。そこで、とりあえず、来た電車に乗ってみた。違ったら一駅で戻れば言いいや、という軽い気持ちで。

第二関門突破!?つづく

*第三関門、軽い軟禁状態!?*
案の定(笑)、電車は行ってほしい方向と逆の駅に到着した。仕方なく降りる。ホームの逆に乗り換えればいいという考えは甘かった。どうやら別のホームに電車はくるらしい。それなら、そうと移動すればいい、という考えも甘かった。どうやら一度外に出ないといけないようなのだ。チケットを通してみたが、不必要に賢く、逆方向のチケットでは出られない。昨日のチケットではどうだ?としてみるも、やっぱり出られない。一度ホームに戻り、「無理やり脱出しよう!」と決意して、バーをくぐり、ゲートを押してみる。うんともすんともいかない。(あとで他の人がしているのをみたら、横にスライド式だったらしい。)

仕方ない。それならもう一駅いこう。それでもだめだったらシャ
ルルドゴール空港まで行けば引き返せる。そんなことを思ってみるも電車がなかなかこない。そりゃそうだ。まだ朝6時代なんだから。そして、ようやく来た電車に乗って、どきどきしながら次の駅で下車。

こちらは、無事にホームの移動ができました!第三関門突破!

*第四関門、どこにあるんだー*
そこからは慎重に慎重に地図を見て、行き先がでる掲示板を見て電車をのりかえた。というのも、パリの電車って行き先が分岐したり、またくっついたりするからよくわからないのだ。ちゃんと自分の行きたい駅が表示されていることを確認してから乗らないと痛い目にあう、ということがよーーくよーーくわかったので、2本乗り過ごして正しい電車にのる。今度はあってたみたい!目的の駅に到着しました。ここは改札もなし。なーんだ。どのチケットでもよかったんだね。(よくないって・・・)

そして、市場を目指します。ちなみに、市場には花市場などなどあったりするので見学&運がよければ買い付けをしようとやってきました。自分のフローリストとしてのお勉強もかねて。地図を見ながら歩いていくと、エアフランスの敷地に入ってしまった様子。 駅に戻って駅員さんに聞いてみると、バスに乗らないといけないらしい。バス停まで行き、バスの時刻表だけ調べて戻ることにした。だって・・・これにいくと今日の目的地、MODAMONTに行けなくなってしまうと思ったから。さい先の悪い出だしだけど・・・まぁ、また明日もこれるしね。

駅員さんに3日チケットがほしいというと、「こっちのほうがお得だよ」と30ユーロのチケットを進められた。よくわからないまま、お勧めにしたがってみた。フランスは英語が通じないイメージがあったけど、今のところすべて英語でOK!ここ数年の間に変わったのかもしれない。

昨日、確認していただけあって無事に到着!改札を出て出口を出ると、、、そこは雪でした!かなりの粉雪だったけど、ぱらぱらと降る雪を見ていたら「パリの街中にいきたいよーー!」と思ってしまいました。MODAMONTの看板が見えると、興奮してそんなことはわすれて突進していましたが。(笑)結構大きな会場です。
わくわくしながら矢印の方向へ さまざまなフェアーが同時開催 じゃじゃーーん!ここです!

*まずは腹ごしらえをして様子伺い*
まずは、コーヒーとクロワッサンで朝食。そこでちょっと落ち着いた後、会場に入ります。あらかじめWebで申し込んでいたので、プリントアウトしたのを渡すと、バーコードでそれを読みとって(2次元だけどね)名札をくれる、というしくみ。入り口に、各ブースのサンプル品がならんでいて、気になる店をチェック!

でも、そんなことをしなくても、思ったより出展数は多くなく、しかもボタンやリボンといった資材が多いので全部見て回れたのでした。最初は様子を伺いつつ、はじから回っていきます。そのうち、ブースに入れるようになり、他の人のやりとりをききながらどうすればいいのか察知。どうやら、普通の買い付けと変わらないようです。名刺を渡して、注文をして、条件を確認して。きっと帰国するころには確認書が届いているのでしょう。

フランスらしい朝ごはん!?
クロワッソーーーン♪

会場の中はこんな感じ
結局、新しく購入したのはフランスのアクセサリショップのみでした。チャームとアンティーク風のブローチがかわいかったから!でも、注文しようとすると「値段がまだついてないから、サンプル品を送ります」って。ひょっとして間に合わなかったの?(笑)

ドイツのボタン店の出店が多くてびっくり!ドイツらしい木のボタンを見つけたのだけど、送料や手数料、送金手数料の都合上断念!展示会はちょっと期待はずれだったかな。でも、この展示会が私をパリに引き寄せてくれたんだと思おう。そうじゃなきゃ、フランスで買付けしようなんて思わなかっただろうし。(実は、あまり好きな国じゃないんです・・・。英語通じないし、フランス語は挫折した言語・・・)

*MUSI新作ゲット!*
さぁ、慣れたあたりで今日の一番の目的MUSIに向かいます。もちろん、春夏コレクションをゲットするためです。ブースにはRodolfoがいて「Ciao!」とにこにこと挨拶してくれました。ホテルに手土産のおせんべいを忘れてきてしまったのが悔やまれます。しばらくして、Maria Glazia Musiさんも帰ってきて念願のご対面!「あなたの顔は知らなかったけど、名前はしってるわよ」という言葉に喜んだら「最初のオーダー、変更したでしょ?」とにこにこと。ごめんなさい・・・。一番最初、わけがわかっていなかった私はオーダーしすぎて、その金額にびっくりし、変更をかけたのです。話題になっていたんですね。でもいい人でよかった〜。

春夏のコレクションは、落ちついた色合いの秋冬とがらりと雰囲気が変わってとってもヴィヴィッド。トレンドは、生地を使っているフラワーモチーフということで、コサージュやペンダントをオーダー。派手派手なのは避けて、落ち着いた雰囲気のものを選んでひとつづつ個数を伝えます。今回は慎重に、自分でもメモを取りながら予算内におさまっていることを確認(笑)

最後に写真を撮らせてもらってお別れ。「ホームページ見たよ!よくできていたね」とRodolfoがほめてくれました。「特に僕の犬の写真が良く取れていたね。」と。名前をもう一度聞くと、「ラッキー」というんだそうです。
MUSIのビーズアクセサリが気になる方はこちらからどうぞ!
念願のMaria Grazia Musiさんと♪ 春夏ものたっくさんのブース!真ん中にRodolfo

*検察が来て・・・*
2日丸まるかかるかな、と思っていたら意外と早くみ終わってしまったので、パリの街中に、雑貨を捜し求めていくことにしました!目指すはマレ地区、と思って電車に乗ると、検察官が3〜4人いっせいにチェックを始めました。私のところにきたのは、ドリューバリモアに似たかわいい女性の検察官。私のチケットについて何か行ってます。フランス語がわからなくて困っていると、これまた流暢な英語で話し始めました。「これは駅員に薦められて買ったんだよ」と説明をすると、どうやら写真を貼っていないと無効といっている様子。「何日間フランスにいるの?」と聞かれ、「3日間」といったら「じゃぁいいわ。」と急に満面の笑顔。めちゃめちゃかわいいお姉さんの笑みにほっとした瞬間でした。

その検察の様子をこっそり写真に取ろうと思ってカメラを取り出したら・・・目の前に座っていたおじさんが「そのカメラソニー?僕ももってるよ」なんて話しかけてきたのでとれず・・・。だっておじさんのうしろに検察の人がいたんだもん。残念無念。

*マレ地区に着いたら*
マレ地区に着いたらお昼を食べようと思っていたのに(既に3時)お店が並んでいるのを見たら、入らずにはいられない。 でも、買い付けモードになりきっていない初日は、いつも下見。どこになにがあるか、どんなものがあるか。そしてその日の夜に決断を下し、次の日に買いに来る、というパターンが多い。というか、初日は自分でもよくわからなくなっているのだ。だから、目をならしてよっぽど即決したものや一点物じゃない限りは買わない。気に入ったものもあったのだけど、聞いたら「青山にお店があります」といわれ、勉強不足を痛感。
皆様は、パリの街角をお楽しみください。
市庁舎までヒストリカル 多分、教会 ポンピドーセンターだったかな
「かき」ばっかりのお魚なやさん 八百屋さんもなんだか整然 フラメンコ衣装やさんも発見!

*ようやくごはん*
カフェがあるたびにメニューを見ながらも、なかなか入れず。ようやく「オムレツ」を発見してこれを食べることに!スーパーのクラッカーと水でしのいでいたものの、おなかはぺこぺこ。足はぱんぱん。ち ょっと休憩がてらオムレツとカフェオレをおなかに入れて一安心。オーダーを取ってくれたお兄さんになぜか「Glazie」といってしまい「Prego」と返ってきてはっとした。疲れすぎてイタリア語が出てしまった様子。 不思議なんだけど、人にぶつかって「すいません」っていったり、「こんにちは」っていったりするとき、なぜかイタリア語が一番にでる。そんなに得意な言語なわけじゃないのに。 それでも通じるのは、やっぱりお隣の国の言語だから似ているのかな。

チーズがたっぷりの
オムレツ、おいしー(^^)

*最後の最後に出会えたオンリーワン!*
「今日は下見だけで収穫なしかなぁ」と思っていた矢先!出会えました!とても感じのいい店員さんに「一点もので、日本に入ってきていないものをさがしているんだけど、オリジナル商品はある?」と聞くと、若いデザイナーの商品をピックアップして説明してくれました。デザイナーさんを見つけては直接買い付けているのだそう。そんななかで気に入ったお花の模様が入ったお皿やデミタスカップ、そして、フランスの伝統的な陶器の手法+モダンなデザインでつくられたカラフェとカップのセットを購入。買い占めちゃいました(^^)。

伝統的な手法&モダンなデザイン このシリーズはこちらにアップ 優しい店員さん

*つかれてこける→ホテルではバタン*
お店もほとんど閉まっているし、もう帰ろうとホテルに向かっている途中、ひざががくっとなり、こけてしまいました。おばあちゃんじゃないんだから・・・と自分で思いながら心配なのは陶器のお皿。無事でしたー。歩きすぎでよっぽど足が疲れちゃったみたいです。ホテルに帰ってベットを見たとたんぱたん。時差ぼけ&疲れ&睡眠不足で3時間くらい寝てしまいました。

*シャワーあびそこねそうに*
明日の予定を考えたりしているうちに、時間が過ぎ12時にシャワーを浴びようとしたら他の人がいたので、1時ごろ改めて1階へ。すると、フロントの人がいない!「え、シャワーあびれないの?」と悲しくなった矢先、眠そうにフロントの人が現れました。「なんでこんな時間に?」といわれて「だって、さっきは他の人が入ってたし、1時までだなんて知らなかったし」というと、鍵を手渡してくれました。起こっているのかと思ったら「今日はどうしてたの?」と普通に会話。よかったよかった。

*ようやくおやすみなさい*
今日買い付けたものや出費をメモして、日記を書いていたらもう3時!明日も朝早いから寝なきゃ!買い付けは体力勝負です。疲れていたら正しい判断ができなくなるし、でも時間がある限りあるきたいし。プレッシャーもあるから思っていた以上にハード。でも、みんなが行く前にくれた「楽しみにしているからね!」の言葉を胸に明日も頑張ります!明日はもっとみのりのある1日でありますよーに!おやすみなさい。

3日目:大きな荷物と大格闘!かなりへとへと・・・
*リベンジのために早起き!*
うーーん、やっぱり寝れませんでした。 時差ぼけなのか、ホテルと相性が悪いのか、いや、やっぱり買い付けのプレッシャーからかな。限られた時間に何も見つけられなかったらという不安が大きくなりすぎると、つかれていても熟睡できなくなってしまうみたいです。しかも、とっても悪い夢を見たみたいで、朝起きたとたんにブルー。なんとも暗い気持ちになると、ちょっとホームシックになりますが、昨日の市場にリベンジしに行こうと奮い立たせておきました。買い付けは、自分との戦いです。大げさかな。でも、体力的にも精神的にも自己管理がものすごく大切なんだなぁ、と思います。

そして、何度となく目が覚めたのですが、6時には本格的に起床!そして、6時半には出発!です。今日も真っ暗。そして雪がちらついています。

バスの中の写真

昨日の予習の成果があり、市場までは無事に到着!乗り換えも驚くほどスムーズでした。バスに乗ってから結構距離があってびっくり!私は、こんなところを歩いていこうと思っていたんだ、とわれながらあきれてしまいました。

*市場がひろーーーーい!*
はて、バスを降りたのはいいものの、見えるのは大きな建物と大きなトラックと、大きな道路。はて、どうやって目的の花市場にいけばいいのか。下調べしてプリントアウトした地図がここで役に立ちました!とりあえず、目星をつけて歩いていくと、巨大倉庫のような市場の一つ一つに番号がついています。それと、紙を照らし合わせて進みます。でも、道だと思って行こうとすると、大型トラックばかりでいけなかったり、なかなかスムーズではありません。そもそも、ここは車で来るところであって、歩く人のためのつくりになっていないのです。

途中、生鮮食品の市場を通りかかったのでそっと中をのぞくと、本当に巨大な空間にひたすら、野菜、果物がならんでいてすごかったーー!きょろきょろしている日本人の女の子はとても不審に移ったことでしょう。
ひろーーい、ひろーーい敷地内はトラックと車ばかり ちょっと覗いてみた生鮮食品市場

*目的の花市場へ*
目的の花市場へは、遠回りをしながらもなんとか到着!さらに巨大な倉庫のような空間です。既に8時を回っていたので、市場には人の姿はまばら。お店が出ていない場所もありました。市場が開く6時とかに着たら、また違うのかな。次回はチャレンジしてみよう。

それでも花市場に行くのは初めてだったので、 とっても新鮮!市場に入ったとたんにするお花のにおいにフラワーアレンジメントの教室を思い出しながら、歩いてみました。お店の人と話しながらバケツ単位で買っていくのは、お花屋さんでしょうか。花も活き活きとしてものすごくきれい。色がきれいなガーベラが並んでいたり、まだつぼみのチューリップがあったり。バラの専門店もありました。日本人の姿も一組ほど。私と同じように見学なのかなぁ。

さぁ、ここでフローリストとしてのお勉強はおしまい!フラワーアレンジメントの先生へのお土産の写真とネタもできたことだし、満足です(^^)
おっきーーい花市場 厳重な自動ドア こんな卸が続きます
カートに乗せて買っていくらしい ガーベラはこんな風に 春らしくチューリップも

  
*買付けも・・・そこまではよかった*
ものすごくフレンチテーストで素敵な雑貨たちに出会い、うきうきと買付けもしました。これでパリに来たかいがあった!といわんばかりに。そして、持ってきたかばんに収まるように、と考えたはずなのにやっぱりあれもこれもと買いすぎてしまいました。お店の人がダンボールや大きな丈夫なビニール袋に入れてくれました。さらに、日本に送ることを考えてダンボールをもらい、詰め替えてさらにそれをビニールや自分の持ってきた袋に入れて。巨大です。はて、どうしよう・・・。バス停までもものすごく遠いのです。

そこで!お店用のショッピングカートをちょっと拝借してバス停まで行くことにしました。1ユーロ戻ってきませんがしかたありません。もちろん、道はショッピングカート用にはできていないので、歩行者用の道では狭すぎたり、道路では巨大な車が走っているので危険だったり。結局駐車場の中をがらがらがらがらと進んでなんとかバス停近くまで。そして、そこでショッピングカートとはお別れです。

カートで運んだ荷物
ごみじゃなーーい!

*バスに乗るまでも大変*
バス停はすぐそば。でも、ものすごく遠かった。重たい荷物を持ち、一歩そしてまた一歩と行くのは大変。やっぱりタクシーにしようと思っておじさんに「どこでタクシー乗れる?」と聞いても「そこにバスがいるんだからバスに乗ったら?」といわれるし。タクシーは見当たらないので、バスに乗ろうとするとバスの運転手さんになんだかわからないフランス語で話しかけられ、「???」という顔をしていると、袋を覗き込まれて、「いいよ。のって」というゼスチャー。鼻をつまんで説明された感じから、におうものが入っていたら困ると思ったのでしょう。ひょっとしてごみと思われたのかな。でも、誰も手伝ってはくれないんです。自力でバスに何とか乗り込み、一息。ここからパリ市街まではちょっと一休みです。降りるところが終点なのも安心感。

*思わぬところで観光*
バスを降りたら、きょろきょろしてタクシーが走っていそうな大通りを探します。「あっちだ!」と当たりをつけてまた、重たい荷物をひきずるようにしながら一歩一歩。ほんの数メートルなのに(泣)。大通りでは結構タクシーが通っているのに、手を上げてもとまってくれません。「Gare de Est」行きのバスが来たので、それにのって駅までいったほうがいいかな、とちょっとバス停方向に歩いた瞬間、目の前の人がタクシーをとめて去っていきました。

悔しいなぁ。とそこの場所でまたタクシーをつかまえようと手を上げたり下げたり。そして!ようやくゲットしました。タクシーの運転手はアジア系の人が多いみたいです。運転手さんは優しい感じのベトナム付近の国のおじさんでした。途中見えたセーヌ川や、ノートルダムをみて私が「うわー」といっていると「あれがパリのノートルダムだよ」と窓をあけてくれ、車をちょこっととめてくれました。写真が取れるように、との配慮です。他にも私が写真をとろうとすると、窓を開けてくれて。どうもありがとう!つかの間の観光でした。今回のパリ滞在はあちこち郊外に出かけていそがしく、中心部=観光名所には全然行けないのです。エッフェル塔も人目でいいから再会したかったのに。エッフェル塔のキーホルダーもほしかったのに。仕方ありません。

ノートルダム寺院・・・の裏側 これぞパリ!だよねぇ セーヌ川です

*ホテルに着いたら、パッキング!*
ホテルに着いたら、おばちゃんに「荷物をここにおいておいて、すぐに戻ってきてパッキングするから」とゼスチャーで説明するも通じず、「あっちに置いておくから」と奥に持っていってしまいました。まぁ、安全だからいいかぁ、と4階の自分の部屋へ。階段がつらい!そして、ぷちぷちやはさみなどをもってまた1階へ。そして、荷物を置いてくれた奥の場所でパッキングスタート!これが、思ったより大変。ダンボール二箱分だけなのに、2〜3時間もかかってしまいました。

*英語が通じなくて一番困る場所*
パッキングが終わったら郵便局へ。近くに郵便局はあるようで一安心。出発前日に購入した折り畳み式キャスターの出番です!と思いきや、ホテルを少し進んだだけで転倒。見かねたホテルのオーナーが「自分のを貸してあげる」と自らダンボールをかついて持ち帰り、大き目のキャスターにしばりつけてくれました。どうもありがとう!これでなんとか郵便局へ。(でも、このキャスターのゴムひもをはずすときに、勢いよくはずれて壁にあたり、ゴムひもをひっかけるプラスチックのパーツが割れてしまったのです。「No Problem」と許してくれたけど、ごめんなさい。)

さて、郵便局はいつもひとつの試練です。どこの国に言っても、英語が通じない場所NO1!そして、通じなくて困る場所NO1!なのです。それでも親切なおねぇさんでよかった。ダンボールを取り出して、「これで送れば50ユーロでお得よ」といわれて「それは小さいから無理。」という会話(のつもり)を何度もしないといけなかったけど。「何が入っているの?」という質問に陶器といいたくて「セラミック、セラミカ」といろいろいって通じるまでにものすごく時間がかかったけれど。数字はわからなくて全部書いてもらったけど。なんとか無事に出せました。でも、イタリアから出すより高い気がしたのは、国が違うからなだけなのか、通じなかったからなのか。

なにはともあれ、無事に日本についてくれますよーに!紐で梱包しなかったのが悔やまれますが、祈るしかありません。

  
*疲れたけど、アンティークを求めて*
終わったときには、既に5時近くになっていました。またしてもお昼を食べそびれてしまいました。でも、お店が閉まってしまう7時までにもうひとつすることがありました。それは、アンティーク村に行って、値段の調査と頼まれているものを手に入れること。「Antique Village」と旗がかかっているエリアは、本当にアンティークショップばかりが立ち並んでいます。しかも、アンティークショップらしく少し暗めなので入りにくい!ショーウィンドウで素敵なものがありそうなところに入っていろいろ見てみました。

そして、見つけましたよぉ!カフェオレボール。1950年ごろのものだそうです。きれいなグラデーションがかったブルー。その他に、リボンが入っていたという赤いレトロな缶と、ビールやチーズのラベルだった紙をゲット!飾ったり、デコパージュにつかったりしたらかわいい感じです。アンティークについては正直、詳しくありません。でも、日常生活にあったらかわいいな、おしゃれだな、と感じるものを選んでみました。

アンティーク村はとても
静かな一角でした

パリに来て3日目にしてようやく、フランス語で挨拶が自然に出るようになりました。「ボンジュール」といってお店に入り「メルシ、オヴヴォア」と言って出るだけだけど(笑)。

*忘れ物*
疲れたので、ご飯を食べて帰ろう、と思い、レストランを本で見ようとして気がつきました!かばんがない!思い出してみると、アンティークショップでラベルを選ぶときに下においてそのままだ。あわてて痛い足をひきづりながら向かいます。お店に戻ると、ありました!お店のおじいさんが「忘れたと気づいたけど、連絡できなかったから・・・」というようなことを言っていたので「ありがとう!」と伝えてお店を後に。そして、そこからベトナムレストランに向かう予定が、駅から遠そうなのでやめて歩きながらレストランを探すことにしました。

これが失敗。レストランはたくさんあり、メニューを見てみたりもするのだけど、中に人が入っていなかったり、高かったり、おいしいのかどうかいまいちわからないのです。結局メトロで二駅近く歩いてしまい、足はかなり痛い状態。最後に「えいや!」って人が入っていそうなレストランに入りました。パリはちゃんとレストラン情報を調べてきたほうがいいみたいです。

*生肉・・・ですか*
レストラン探しでかなりメニューを見ていた中で、気になっていたのが「Tartar steak」の存在。どのレストランのメニューにもあるのです。タルタルソースがかかっているのかなぁ、なんて思ってオニオンスープとそれを頼みました。「生肉だけど大丈夫?」と聞かれて、「そういえば、昔食べた生のやつかな。」と思って「OK!」と。最初のオニオンスープは味付けは濃かったものの、チーズとパンがかりかりと香ばしくておいしかった。

そして、問題の生肉登場!びっくりしました。本当に生のひき肉が山盛り!そして、上に卵が載っていて回りに、パセリや香辛料が並びます。そして、机の上に塩コショウ、ウスターソース、タバスコというなんとも変な組み合わせが乗せられて「はい、お好みでどうぞ」みたいな感じ。ユッケほどやわらかくもなく、本当に肉肉しい食感に、狂牛病が頭によぎりました。正直、おいしいとはいえなかったなぁ。とにかく肉肉しく、生々しい。半分でギブアップしました。もうちょっとお上品な量か味がよかったなぁ、というのが正直なところです。

香ばしかったオニオンスープ どうだ!これが生肉だー! 毎日食べてたチーズスティック

*ばたん・・・*
日に日にホテルの階段がきびしくなっていきます。考えてみれば、フランスの4階は日本で言えば5階。つくころには、本当に足がぱんぱんで痛くて痛くて、すぐにベットにばたん。3時間ほど寝てしまったようです。12時前におきてちゃんとシャワーを浴びて寝る準備をし、朝の3時に目覚ましをかけてねました。なぜ、3時かというと・・・荷物のパッキングが残っているからです。
でも、買い付けができて、パリに来て良かったと思えて、ようやく安心してぐっすり寝れそうです。

本日仕入れた商品は、一部こちらの「話題商品」にあります。

4日目:予定通り「のみの市」へ。そしてミラノへイン!*

*ようやく熟睡&朝からパッキング*
ようやく熟睡できました〜!安心したのかな。それとも時差ぼけがとれたのかな。かわりに筋肉痛になり、体のあちこちが痛くなり始めるのもこのころから。1日中歩き回る生活が続いたらそれもそうだよね。旅をすると本当に痩せます。食べている暇がなくて軽食になるし、足が限界になるまで歩くし。数日ぶりに目覚ましがなるまで寝ました。そして、「まだねたいよー」と思いました。われながら一安心。やっぱり寝れないのは私らしくありません。

そして、荷物のパッキングを始めます。スーツケースとバックパックというなんとも不思議な組み合わせ。でも、この二つを持ってきてよかった。既に両方とも荷物でいっぱいです。無事に全部つめ終わって、またのみの市まで時間があったので1時間ほど寝ることにしました。熟睡できるって幸せ(^^)

*ヴァンヴのみの市へ*
今日は、のみの市をはしごする予定でした。でも・・・飛行機の時間を見ると1箇所しかいけそうにありません。そこで、7時から始まるヴァンヴのみの市だけ行くことにしました。青空の下で開かれるアンティーク市です。ホテルを6時半過ぎに出ようとすると、フロントの人が目をこすりながら出てきました。ついでに「荷物を下に持ってきておきたいんだけど」とお願いをすると「まだ、寝てるからだめ」とあっさり断られ、あとでにしようとあきらめます。

外に出たのは6時半過ぎ、真っ暗なのはもちろん、小雨もぱらついています。もし、やていなかったらどうしよう、別のプランと言っても朝早すぎるしなぁ、なんて思いながら現地に向かいます。メトロにもだいぶなれて、迷子にならずに無事にPorta de Vanves(だったかな)につきました。しかし、駅の外に出ても真っ暗で人気がない。本当にやっているんだろうか・・・。どの方向に行けばいいのかもわからず、あたりをつけていってみるも2かいはずれ、3回目にようやく車が並んでいるのと、テントの屋根のようなのが見えてきました。さっそく、そのとおりを歩いてみると、車から商品を出して並べているところ。そこに真剣に物色する人たち。なんと、手には懐中電灯を持ってそれで照らして探しているのです。

いい物を探すなら、朝早く行くこと!という意味がようやくわかりました。実際に、私が目をつけてよけているものも「これは、彼女が買うの?」とねらわれたし(もちろん、ゆずりません!ちなみにフェラーリのミニカー)、プロの人はいいものを出た瞬間に買っていくみたいです。
真っ暗で小雨の中開催 大きなくまちゃんがごろん こちらにもくまちゃん

*予算オーバー*
のみの市は思っていた以上の楽しさ&成果でした。いい物を見つけたら、値切りながら買っていく。値段交渉は大好きだし、結構得意。フランス語はわからないので、もっていった電卓を出して交渉するのです。一度だめと言われても、まとめがいして再交渉!そして、何年ものかを聞くのは、紙とペンがあれば十分。本当はもっともっとそのものの歴史を聞けたらおもしろいんだろうなぁ、とも思いましたが。数あるいろいろな中から「これ!」と思う品を見つけ出していくのが楽しい!かえるの灰皿にはじまり、空き缶、ノベルティーボトル、キーホルダーにミニカー、そしてお目当てのカフェオレボールや、ホーローのものもゲットしました。思ったのは「のみの市」というけれど、決して安くないと言うこと。むしろちゃんとしたアンティーク市であり、最近の人気もあり値段は上がってきているそうです。そんなわけで、ちょっと予算オーバーしてしまいました。気に入ってくれる人の手に渡ってくれることを祈りつつ・・・。中には英語が得意な人もいて、「日本人はカフェオレボールと、ホーロー、そしてロザリオばっかり買っていくのよ。他の国の人は全然買わないのに。」と。日本のアンティークのトレンドを私よりも知っているようです。

そして、最後の最後に一目ぼれしたのが、 もんちっちのぬいぐるみ!1960年代のものらしいのですが、私が子供のころから持っているもんちっちとは顔が違うってレトロな感じ。でも、状態もよさそうなので予定外の衝動買い!です。かわいいんだもん・・・。

そうこうしているうちにタイムオーバー。だいぶ人も増えてきて、日本人も増えてきました。そして、朝は雨だったのに雪がちらついてきてさむいさむい。重たくなった荷物を持ってホテルにひきかえすことにします。
 
移動クレープやさん(説明は下↓) 明るくなって人が増えました アンティークはこちら  

*コーヒーとクレープで休憩*
途中、コーヒーやクレープ、ケバブを売っているスタンドがありました。パリに着たら絶対にクレープ食べよう!と思っていたので、ここで食べることに。屋台だから味は期待していなかったのですが、生地が肉厚でおいしい!日本と違い、グレーの生地なのは粉が違うのかな。それにコーヒー(エスプレッソ)を飲んで体を温めました。多分、今日もお昼を食べる時間はないから、こういうときに腹ごしらえです。

*荷物をつめてつめてつめて〜*
ホテルに着いたら、さっそくフロントのお兄さんに「荷物はもう用意してあるから、手伝ってほしい」とお願いをして4階から荷物を降ろします。そして、バックパックにひたすらつめていきます。その様子を見たフロントのお兄さんは不思議そう・・・。そりゃーそうだよね。怪しい行動にしかうつらないでしょう。大きくなったバックを見て「それでどうやっていくの?」と心配げ。「電車で向かうよ」というと「行き方はわかってる?」「大丈夫?」と。星なしホテルは、部屋は最悪でしたが、人は最高でした。どうもありがとう!

  
*空港がふたつあるなんて・・・*
タクシーで行こうと思っていたのですが、やっぱりここは節約と電車で向かうことに。もう、迷子にならないだけの成長をこの3日間でしました。しかし、最後の関門が待っていました。なんとシャルル・ド・ゴール空港には1と2があるのです。地球の歩き方がないことを悔やみながら悩み、人がたくさん降りるほうで降りよう、と思っていたら1の方では半分だけ降りていきます。うーーん、と考えて引き返すのは悔しいから、1で降りてみました。どうも、来たときとは違う場所のようです。上に上がって改札の人に「アリタリアでミラノに行くんだけど、ターミナルはここ?」と聞くと、「Terminal2」と一言。そうですか・・・すごすごと階段を折り、もう一駅のっておりると、見覚えのある駅でしたー。

これが登場口があるところ
やっぱり近未来的

次の関門は、右に行くか左に行くか。ゲートによって左右に分かれているのです。しかも、結構歩く。間違えて引き返すのは荷物が多いと結構大変。これも、きっと最初に来たほうだ!とあたりをつけて右に進むとこれはあたり。ほっとしました。どうもフランスは分岐点が多いのに、その分岐点に聞けるような人が立っていない気がします。

荷物は19.9キロ(スーツケース)と13キロ(バックパック)、無事にチェックインです。

*やっぱりひっかかる*
最近、必ずと言っていいほど荷物がひっかかります。今回もそれにもれず・・・。そして私もひっかかりました。首から提げていたポーチをめんどくさくてはずさなかったんですねぇ。見事に「ピー!」と。お姉さんが身体チェックをするのですが、すごくしっかりするのでびっくり!わきは「くすぐったいよぉ」って感じだったし、肩は「そこそこ、こってるからもっと」って思うくらい。荷物はパソコンを入れていたかばんがひっかかったみたいです。これもいつものこと。エアーフランスの荷物タグがかわいくてたくさんゲットしたのを見られてちょっと恥ずかしい。でも、無事にOKとなりました。

ようやく、ゲートに向かうと、これまたガラス張りで不思議な空間なのでした。15分15ユーロのマッサージにひかれるも我慢!こんなところでやっているなんていい商売だなぁ、と横目に見ながらゲートへ。そして飛行機に乗り込みました。さぁ、パリの買い付け日記はここでおしまいです。続きは、「Part2(イタリア編)」でお楽しみください。

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